富雄の由来
本日、奈良市の富雄にあるお店へ行ってきました。
さて、奈良市ウェブサイトによれば、「富雄(とみお)の由来」は神武天皇の故事によると書かれています。
「日本書紀」によると、神武天皇の軍が、トミオの豪族「長髄彦」の軍に苦戦していた際、「空が曇り氷雨が降り、黄金の鵄(とび)が飛んできて天皇の弓の弭にとまった。
その光で長髄彦の軍は目がくらんで戦うことができなくなった」とあります。富雄(とみお)や鳥見(とみ)の名称はこの鵄伝説に由来していると言われています。
奈良しみんだより平成31年4月号(テキスト版)2-5ページ 特集:奈良市を再発見。文化財の宝庫 富雄を歩こう!(奈良市ウェブサイト)
https://www.city.nara.lg.jp/site/shimindayori/8241.html
神武天皇の金鵄の光に目がくらむナガスネヒコ(歌川延一「神武天皇東征之図」東京都立図書館蔵)
https://archive.library.metro.tokyo.lg.jp/da/detail?tilcod=0000000003-00220627
ちなみに金色の鳶(とび)のことを金鵄(きんし)と言いますが、国旗の金色のポールは、この金鵄を表しているそうです。
奈良は古代の歴史の宝庫ですね。
金鵄伝説(富雄商工振興会ウェブサイト)
http://www.tomioshoshinkai.com/kinshi.html
動画「日本のはじまり 神武天皇の物語」(橿原神宮ウェブサイト)
https://kashiharajingu.or.jp/about/9669.html
京人形師・關原紫光さんのウェブサイト
https://kyo-ningyo.net/works/235/