富雄の由来

 

本日、奈良市の富雄にあるお店へ行ってきました。

さて、奈良市ウェブサイトによれば、「富雄(とみお)の由来」は神武天皇の故事によると書かれています。

 

「日本書紀」によると、神武天皇の軍が、トミオの豪族「長髄彦」の軍に苦戦していた際、「空が曇り氷雨が降り、黄金の鵄(とび)が飛んできて天皇の弓の弭にとまった。
その光で長髄彦の軍は目がくらんで戦うことができなくなった」とあります。富雄(とみお)や鳥見(とみ)の名称はこの鵄伝説に由来していると言われています。

 

奈良しみんだより平成31年4月号(テキスト版)2-5ページ 特集:奈良市を再発見。文化財の宝庫 富雄を歩こう!(奈良市ウェブサイト)

 

奈良・富雄丸山古墳から出土した「国宝級の大発見」「金属工芸の最高傑作」…被葬者はいったい誰なのか : 読売新聞

神武天皇の金鵄の光に目がくらむナガスネヒコ(歌川延一「神武天皇東征之図」東京都立図書館蔵)

 

ちなみに金色の鳶(とび)のことを金鵄(きんし)と言いますが、国旗の金色のポールは、この金鵄を表しているそうです。

奈良は古代の歴史の宝庫ですね。

 

金鵄伝説(富雄商工振興会ウェブサイト)

 

動画「日本のはじまり 神武天皇の物語」(橿原神宮ウェブサイト)

 

京人形師・關原紫光さんのウェブサイト