ロス・タイム
0 0 1 262 1499 あだちこども診療所 12 3 1758 14.0 Normal 0 10 pt 0 2 false false false EN-US JA X-NONE $([\{£¥‘“〈《「『【〔$([{「£¥ !%),.:;?]}¢°’”‰′″℃、。々〉》」』】〕゛゜ゝゞ・ヽヾ!%),.:;?]}。」、・゙゚¢ /* Style Definitions */table.MsoNormalTable {mso-style-name:標準の表; mso-tstyle-rowband-size:0; mso-tstyle-colband-size:0; mso-style-noshow:yes; mso-style-priority:99; mso-style-parent:""; mso-padding-alt:0mm 5.4pt 0mm 5.4pt; mso-para-margin:0mm; mso-para-margin-bottom:.0001pt; mso-pagination:widow-orphan; font-size:12.0pt; font-family:Century; mso-ascii-font-family:Century; mso-ascii-theme-font:minor-latin; mso-hansi-font-family:Century; mso-hansi-theme-font:minor-latin; mso-font-kerning:1.0pt;}ラグビーW杯で日本列島が、桜のジャージ、ブレイブブロッサムの大活躍に、心ときめき、各地の歓迎ムードが世界の賞賛を得ているこの一大フィーバーに、もともとラグビーにそれほど熱心でなかった小生も、多くの日本人に違わず、俄(にわか)ファンとして興奮しています。改めて、日本人とは何か、日本人の素敵な所などを再考、再認識する機会となりました。私だけでなく多くの日本人にとって、心地よく、新鮮な経験だったことでしょう。余りの心地よさ、元気高揚であったがために、残念ながら、健闘むなしくベスト8で敗退してしまい、現在は今国を挙げて「ラグビー・ロス」の状態ですね。もう少しこの至福の時間が続いて欲しかった、正直な想いです。 自分の国籍、ナショナリズムとはと考えたとき、今住んでいる、今活躍している、ここを「お国」と考えるラグビーの考え方や、あれだけのガチンコの後のノーサイドの精神や、選手が試合の合間にみせる紳士的な言動に、良い意味での予想外な感動がありました。 いつの間にか、日本にもグローバルな状況が浸透しつつあることが分かり、「やるな、ニッポン」少し誇らしく感じました。眼や肌の色がいろいろな、ただ共通して筋骨隆々の大男達の、愚直なガチンコ勝負、とっても爽やかです。ONE-TEAMに集約したみんなのパワー、予想外の力となり、ベスト8! また、NZのオールブラックスも敗退し、下馬評通りに行かない勝負の世界に心打たれました。 W杯、完全に終ってしまうと、みんなの「ロス」状態がちょっと心配です 実は、この期間に、私の周りでも予想外の事が起き、小生、今少し「ロス」状態です。 長らくお付き合いのあった、22歳の患者さんが、生涯を閉じました幼少期から、縁があってのお付き合いで、病院勤務時代から、そして開業後にも当方に来てくださっていました。かつては、「病院のお父さん」みたいに言って頂き、「あだちせんせい〜」と日々嬉しそうに呼びかけてくれていた彼がいなくなってしまったことに、同じ様な経験はこれまでもあったのですが、ちょっと今回は苦しくかなりこたえています。 てんかん発作や全身の治療など、お母様共々頑張ってきましたが、残念な結果になってしまったこと、力不足で本当に申し訳ない気持ちです。お母様は、「本人もよく頑張った、先生もう泣かんといて」と言って頂きましたが、やはり健康を預かる身としては残念で涙が止まりませんでした。 ご冥福を祈るとともに、彼とお母様のご希望でもある、障害児者医療への想いと努力をを変らずに続け、必要な闘いを続けていきたいと思います。 ラグビーの選手、それをサポートする多くのスタッフ、応援する人たち、すべての高貴、高潔な想いがまさに一致団結するONE-TEAM、これは、私ども医療の世界でも同じですねよく、ラグビーでは、「One for all, All for one」と言われます。一人はみんなのために、みんなは一つの目的のためにこの目的がラグビーでは「トライ」「勝利」医療では「健康」「安心」でしょうか。でも、医療とは、医術だけではなく、周辺にはいろんな事柄があり、人の想いもあります。願いは、すべての患者様赤ん坊も、こどもも、障害のあるこどもも、大人になった後もと、長い目を持ったお医者さんでありたい。そして、理解のあるスタッフや家族と共に「チームを作って」患者さんの健康を目指し、加えて、「温かな」「豊かな」「幸せな」ときを共有し、そしてさらに先を見据えて「こどものために」「社会のために」「将来のために」「平和のために」「家族や周囲の人のためにも」 その他、いろんな「ために」全身全霊を込めて、 タックルし、 走り続け、 ときには、新しいことにも飛び込んだりそんな熱い想いでこれからも頑張ろうと、改めて強く思いました。実は、最近、ちょっと迷いが生じていた自分の気持ちに、本当に「喝」が入りました最後にこの迷いを払拭するために、修行の様に、再び制作をしていたDIY作品が完成し、診療所の1階に設置しました。重さに耐えられる様に、支柱を作り例によって、新聞紙を巻き付けまずは、ハリボテ作り妻の協力もあり漆喰を塗って、さらにセメントを!結構背が高い!重いのでそのまま運搬怪しい雰囲気ですね情けない表情が絶妙!急遽、台詞看板も作製し、何とか搬入終了しました大きくて真っ黒な作品です。まさに、オールブラックス、なんちゃって。初めて屋外仕様ですので、セメントにまで手を出してしまいました!やり過ぎですね?!人間の心の中の煩悩、カオナシ是非、ご覧下さいねM.A.