棋王戦第3局 藤井聡太棋王が伊藤匠七段下し2連勝王手 的確な着手で差を広げ勝ちきる | きまぐれブログ写真! 想い出・記念日。

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藤井八冠 初防衛へ王手なるか 棋王戦 五番勝負の第3局 きょう勝てば棋王の初防衛に王手|TBS NEWS DIG 棋王戦第3局 藤井聡太棋王が伊藤匠七段下し2連勝王手 的確な着手で差を広げ勝ちきる

 将棋の第49期棋王戦5番勝負第3局が3日、新潟市の新潟グランドホテルで指され、先手の藤井聡太棋王(21)=竜王・名人・王位・叡王・王座・王将・棋聖との八冠=が挑戦者の伊藤匠七段(21)を105手で下し対戦成績を2勝1持将棋(じしょうぎ=引き分け)として、2連覇に王手をかけた。第4局は17日に栃木県日光市の日光きぬ川スパホテル三日月で行われる。

 戦型は3局連続で角を序盤に交換して右側の銀が5筋の歩の上に出る角換わり腰掛け銀となり、序盤はお互いの研究範囲とみられる早い指し手となった。藤井棋王が37手目に左側の桂を中央に飛ぶ積極策をみせると、伊藤七段は44手目で52分、46手目では昼食休憩を挟んで82分と連続長考し、馬をつくるために敵陣に角を打ち込み、自陣に引いて守りを固めた。

 

 藤井棋王は6筋に回した飛車を3筋に戻すなど左右の揺さぶりで突破口をさぐり、金も攻撃に参加させて1筋から角を打ち込む集中攻撃態勢を築くと、伊藤七段は74手目に馬を捨てて金を取る勝負手を放った。さらに奪った金と「と金」で藤井棋王の飛車や角に迫ったものの、藤井棋王が逆に金を奪って飛車を斬る大技でリードを奪うと、その後も的確な着手で差を広げ、勝ちきった。

 

 両者の対戦成績は藤井棋王の9勝0敗1引き分け。藤井棋王は第4局で勝つと、全八冠獲得後のタイトル戦3期(竜王、王将、棋王)連続防衛を、無敗で果たすことになる。