中国をけん制、台湾への武器輸出決定 オバマ政権、4年ぶり | きまぐれブログ写真! 想い出・記念日。

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 【ワシントン=青木伸行】オバマ米政権は16日、ミサイルフリゲート艦2隻など総額約18億3千万ドル(約2228億円)の武器を台湾に売却すると議会に通告した。台湾への武器売却決定は2011年9月以来、約4年ぶり。米政権は、「一つの中国」政策を維持しつつも、海洋覇権に動く中国を牽(けん)制(せい)した形だ。

 売却するのは高速フリゲート艦や、携行式地対空ミサイル「スティンガー」をはじめとする各種ミサイル、水陸両用車など。台湾が求めたF16戦闘機の売却は見送られた。

 アーネスト大統領報道官は記者会見で「武器売却は、台湾への防衛支援を義務付けた『台湾関係法』に基づくものだ」と指摘。同時に、「一つの中国政策を維持する姿勢に変わりはない」と述べた。

 昨年12月に議会で成立した法律により、大統領には台湾にフリゲート艦4隻を売却する権限が付与されていた。オバマ政権は中国に配慮し売却を見合わせてきたが、先の中台首脳会談に象徴される急速な「中台接近」や、共和党からの圧力を受け、踏み切った。

 同政権の台湾への武器売却はこれまでに総額約120億ドル相当に上る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151217-00000607-san-cn

米国が台湾へ売却する兵器の詳細判明 ペリー級フリゲート艦2隻、36両のAAV7、ジャベリン対戦車ミサイル208発、TOW対戦車ミサイル769発、スティンガー対空ミサイル250発