路上生活猫のシャー

 

馴染みの彼女が消息を絶った桜の季節から、

 

我が家の愛犬壱吾との早朝の散歩が始まりました。

 

6時前に家を出て、

 

清々しい朝の心地良い風と陽光を浴びながらの逍遥…。

 

 

と言っても、

 

現実は、下の世話なのですが…。

 

 

そんな日課でしたが、

 

10月初旬の急激な冷え込みの所為で、

 

外出が億劫になってしまって。

 

 

僕じゃありませんよッ。

 

壱吾です。

 

 

犬って、

 

雪の時でも「喜び庭駆け回る」のではなかったのでしょうか

 

今どきの奴は、本当に

 

 

(我が家に来たばかりの頃の壱吾。「チビの闘病日記⑥~ニューカマー~」で初登場しました。)

 

 

ところで、

 

そんな壱吾の夕方の方の散歩を担当しているおチビから、

 

仰天の情報が齎されたのが、もう一月も前になるでしょうか。

 

 

「近くの公園で、シャーを見掛けた。」

 

って言うんです。

 

 

すぐには、事実確認が出来ませんでしたが、

 

向かいの家の捕獲カゴの魔の手からも逃れて…。

 

元気で、

 

何より、生きていてくれさえすれば、

 

それだけで十分

 

と思っていました。

 

 

それが、木枯らし一号が吹いた先日の夕暮れ前。

 

我が家のウッドデッキにひょっこりと現れ、

 

何事も無かったかのように佇んでいるではありませんか。

 

相変わらずの付かず離れずの距離感を保って…。

 

 

(少し暗めに写っていますが、体形も表情からも、至って元気のようでした。)

 

(来たばかりの頃のシャー。まだ、あどけなさの残る可愛い顔でした。一度目の逐電の経緯は「4匹の子猫②~シャー~」で…。)

 

 

すぐに家族総出で、

 

専用のトレイを用意して、

 

ちゅーるタップリの食事で歓待。

 

お代わりもして、飢えも凌げたかも。

 

 

お帰りシャー! 

 

 

 

 

 

(おまけは、エドワード・グリーンのUチップ、ドーバー。ストラスブルゴで見掛けたネイビーがツボに嵌りました。)