[マイコプラズマ肺炎]
(Wikipedia)
<疫学:日本>
夏期オリンピックが行われる年に流行する(4年に1度流行する)傾向が
あるとして「オリンピック熱」とも呼ばれているが、1984年と1988年に
大きな流行があった以降は、傾向が崩れている。
2000年以降は周期的な流行は観測されず、2005年以降は散発的な小流行が
繰り返されていた。
2011年は6月頃から患者数の増加が報告され、過去10年間で最多の
感染者数が報告されている。
報告数増加の要因は、迅速診断キットの普及や報告対象になっている
基幹定点病院に入院を要するような重症例の増加、更に原因菌の薬剤耐性化
などが挙げられている。
<疫学:海外>
先進諸国でも2000年以後に散発的な小流行が見られたが、2010~2011年
頃より欧州や北米、イスラエル等で患者数の急増が報告されている。