<アメリカ発>
乳癌は欧米諸国でよく見られる癌であり、女性の約10%が罹患
(りかん)し、その内約20%が死亡している。
しかし、近年は日本人女性の間でも増加傾向にあり、1996年に
胃癌の罹患率を追い越して以来、第1位を続けている。
現在、年間約40,000人の女性が乳癌に罹患しているが、2015年
には年間48,000人の女性が乳癌に罹患すると予想されている
(参考資料)。
これまでに明確になっている乳癌のリスク要因は、
・初経年齢が早い
・閉経年齢が遅い
・出産歴がない
・母乳を与えない
・ホルモン療法(エストロゲン製剤、ピル等)を受けている
等、体内のエストロゲン・レベルに影響を与えるものがほとんど
である(参考資料)。
我国で乳癌が増えた原因として、食生活を初めとする生活様式
の西欧化が指摘されることが多いが、確かに食生活の西洋化で
女性の内分泌環境が変化して初潮が早まり閉経が遅れるなどの
変化が起きている。
また、ライフスタイルの西洋化、すなわち女性の高学歴化や
経済的自立は女性の結婚、出産年齢を大幅に遅らせてきた。
<ブラジャーと乳癌の因果関係>
その一方で、乳癌はブラジャーの着用と深い因果関係があると
論じる研究者もアメリカにはいる。
『Dressed to Kill: The Link Between Breast Cancer and
Bras』(1995年出版)を共同執筆したシドニー・ロス・シガー
とソマ・グリスメイジャーだ。
彼等は、ブラジャーがリンパ系を締め付け、発癌性のある毒素
が乳房内に滞留し乳癌を発症させるのではないかと考える。
リンパ系は免疫機構の一部であり、体内から老廃物や毒素を
取り除く役目を果たしている。
多くの毒素は体脂肪内に蓄積するため、その大部分が脂肪組織
で構成される乳房から毒素が排除されることは特に重要だ。
しかし、女性がブラ、特に(ワイヤー入りブラのように補正力
が強く)体にきついものを身につけた場合、乳房組織が締め
付けられ、リンパ系の毒素排除機能が妨げられてしまう。
乳房のリンパ腺は皮膚に近いので圧迫されやすいのだ。
そして、乳房に滞留した毒素は、正常な細胞をガン細胞へと
変貌させていくわけだ。
彼等はこの仮説を検証してみるべく2年半にわたるリサーチを
行っている。
1991年5月から1993年11月までの期間、米国の五つの都市 -
サンフランシスコ、デンバー、フィーニックス、ダラス、
ニューヨーク - を訪問し、乳癌を患っている女性2,056人と
乳癌と診断されたことがない女性2,674人の合計4,730人の女性
たちからアンケートをとり、ブラジャーの使用状況について
調査した。
以下の表はその調査結果をまとめたものである。
ブラジャーの着用時間と乳癌罹患率
番号 ブラジャーの着用時間 乳癌罹患率
(1) 24時間 3/4
(2) 12時間以上、ただし就寝時は着用せず 1/7
(3) 12時間未満 1/152
(4) 全く/ほとんど着用せず 1/168
結果はブラの着用時間と乳癌に罹るリスクとの間に強い相関
関係があることを示している。
ブラを24時間着用する女性4人のうち3人(75%)が乳癌に
罹患しているのに対し、ブラを全く/ほとんど着用しない女性
の場合、168人に1人(0.6%)しか罹患していない。
前者の罹患率は後者の125倍もあるのである。
ブラを12時間未満着用する女性と比べてみても、113倍ある。
同研究に参加した女性の大半は、就寝中は着用していない
ものの、12時間以上ブラを着用していたのだが、着用時間が
12時間未満の女性に比べて彼女らの罹患率は21倍ある。
この研究では(上記に記載した)他のリスク要因が取り除かれ
ているわけではないが、これらの乳癌リスクはほとんどが3倍
以下であることを考え合わせると、共著者たちの仮説を裏付
けるのに説得力のあるデータと言えるだろう。
ブラと乳癌との因果関係を示唆する研究報告は実はこれ以前
にもあり、ハーバード公衆衛生大学院が1991年に『European
Journal of Cancer』(第27巻第2号、131-5ページ)誌上で
発表したレポートでも、ブラを着用しない女性は着用する
女性に比べて乳癌の罹患率が半分であったことが報告されて
いる。
また、国際仏教大学の研究班が行った実験からは、ブラの
着用で自律神経系が損なわれることがわかっている
(『Journal of Physiological Anthropology』
<2002年1月出版、第21巻第1号、67-74ページ>)。
<日本人女性の31%はブラを24時間着用!>
ここで、筆者は日本人女性がいつブラジャーを使い始めたのか
調べてみたのだが、第二次世界大戦後、アメリカから輸入品が
入って来たのが始まりだそうだ。
その後まもなくして日本人の体型に合った国産ものが登場し
普及していった。
就業する女性が増えると共に、普及率も上がっていったのでは
ないだろうか。
戦後、女性の下着も西欧化していったというわけだ。
日本女性の乳癌罹患率が1960年代前半から増え始めている事実
を、このことと照らし合わせてみると興味深い。
そして戦後60年以上過ぎた今、ブラを身に着けていない女性を
見かけることはほとんどない。
また、大手下着メーカー、ワコールの調査によると、女性の
31%はブラジャーを着けたまま就寝しているそうだ。
これらの女性は、乳房が垂れて形が崩れるのを防ぐため、
あるいは安定せず落ち着かないからそうしているという。
しかし、ブラジャーを12時間以上着用した場合、乳癌の罹患率
が急激に上がるという研究結果に鑑みると、彼女らは乳癌
予備軍の最前線にいる可能性が高いと言えるだろう。
体にフィットし、負担がかからないブラを選び、就寝時を含め
必要のない時にはなるべく着用しないといった簡単なことで、
乳癌のリスクを大幅に下げることができるのであれば、
やらない手はないのではないだろうか。
[出典]http://omoroid.blog103.fc2.com/blog-entry-176.html
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