イントロまとめ編:忘備録09 | アクション通信

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ロックアクションズ代表、石田憲一オフィシャル・ブログです

香港映画に関する記憶を書き綴る「香港アクション忘備録」。

まずはイントロ編として、アッシュ面々の香港出演事情に触れています。

 

<イントロまとめ編>

ここまで軽く書いてきたように、同じ香港映画出演と言っても、様々なパターンがありました。しかし共通するのは、全員がアッシュにおける高度な訓練と学びがあったからこそ、香港映画で日本のアクションの凄さを見せつけることができたという点です。(もちろん5人以外のメンバーも同様ですが。)

それはアッシュ以前の真田広之さんの「龍の忍者」、高木淳也さんの「忍者&ドラゴン」からの流れ(第一話参照)を考えれば、斎藤流アクションの凄さでもあるという、さらなる共通点が浮かび上がってくるのではないでしようか。この点、特に斎藤一之さんの殺陣師、及びアクション人材育成力については、一般的な評価としてまったく見過ごされている、または気づかれていないポイントなので、あえて強調しておきたいと思います。

結局、斎藤流アクションの直伝は、実質的にアッシュ・ファースト・ジェネレーションで途絶えることとなってしまいましたが、その遺伝子はアクションの本道として、しっかりと受け継がれていくことでしょう。

ということで、イントロ編の軽いまとめとしておきます