役者であるために。

おで、室井。



本日19時より、アトリエにて本公演リハが行われる。



ロパーヒンとしてのテーマはたったひとつ。

役者としての課題もたったひとつ。

僕にとっては最後のチャンスとなる、大切な一日だ。



稽古場の出来と本番の出来は、違ってはならない。「本番だから思い切って」などということは、役者にはあってはならない。


「練習で出来ないことは、試合でも出来ない」


僕の好きなサッカー選手の言葉だ。
役者もこれにあてはまる。

大事なのは“安定感”。毎回コンスタントに、確実に結果を残さなければプロではいられない。


そこがアトリエであろうと、劇場であろうと、気合いの入れ方も出来不出来も、変わらない。
毎試合、確実に点を取れる選手でいたい。



だから、今日は勝負の１日。