118/365 【カ】想像力を上げる | アダルトチルドレン専用カウンセリング札幌

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No. 1,132 こころのメモ881(ACアダルトチルドレン札幌

118/365 【カ】想像力を上げる




こんにちは村上です。
今回は、普段ボクがカウンセリングで
していることを少し話します。


ボクの場合は、
カウンセラーとして聞くのと
プライベートで聞くのは
違いがあるというか、

意識の置き方に違いがあるので
それは何だろう?と考えたら

想像力の使い方に違いがあるなと思ったので
書いてみます。ご興味がある方はどうぞ




.想像力とは

ボクが考える想像力について書いてみます


プライベートでは、目の前の人に意識が向くので、あまり想像力が意識の真ん中にはない感じです。会話を楽しむというか、ボクの感覚としては悪い意味ではない表面的な感じ。相手や自分の好きなように話せるのでリラックスして無防備な感じなのかもしれません。


カウンセリングでは、ボクの場合はカウンセラーという役を負ってクライエントに接しているので、境界線が意識されています。その意識には、クライエントが「何をわかってもらいたいのか」という受けとめる感覚もあり、話されている事柄を理解する想像、訴えへの想像、話すことでセッション後から次回セッションまでの期間のカウンセリングの時間軸への想像、そしてクライエントの人生単位への想像と、いくつかの想像を使い分けている感じです。



.想像力を上げる

想像力を上げるには、経験を増やしていくことが必要で、自分ひとりでの想像と相手とのやり取りがある想像どちらも増やしていく必要があるのかなって思っています。

カウンセリングでの想像力について話すと、クライエントの立場に立って想像することが基本じゃないですか。たぶん流派が違っても、この部分は共通しているはずだし、この部分がない療法はカウンセリングとは呼ばないと思います。

その立場に立つ、という、とても感覚的な話しではありますが、クライエントが話す目的は様々あっても、要約すると、幸せになりたいという目的に据える希望があるわけで、希望を叶えるためにカウンセリングという他者とのかかわりを通じて、クライエントはまだ体験をしたことがないと思われる「自分」と出会っていくわけですよね。

そんな、クライエントの内的世界に連続して感じられているはずの「自分」という感覚が、感じられなかったり欠けていたり、見ないようにしたり認めなかったりすることで、クライエントのなかでエラーというか、不具合が起こるような感覚となり、あたかも自分が自分とつながっていないような、不快で不安な気持ちになり、ひとりで自分と向き合う時間だけではなく、期限付きで時間が限定されたカウンセリングという他者も通じて、自分のなかの不具合を明確にして、ことばによる様々なアプローチを使い、自分を心身ともに整えて、まだ見ぬ知らない自分と出会いたいという、動機が生まれるわけですよね。ここまでOKでしょうか。



.想像力は上げられるのか?

そんな自分を整えて希望を叶えるためは、クライエントに何が必要で、カウンセラーの自分には何ができて何ができないのか意識されます。

かかわり方は流派に依りますが、取り急ぎクライエントが吐き出したい思いを出せるようにするには、カウンセラーの自分は、どのような言動が必要なのか想像力を働かせますし、過去の苦しみを癒すための想像力も働かせますし、共感や洞察、推察のベースにあるのが想像力じゃないですか。これらは想像力を上げられれば総体的に上がると考えられますし、じゃあ具体的に想像するってどういうこと?ってことですよね。



.痛みを感じる

ボクが考える、カウンセリングでいう想像力を上げるとは、クライエントの痛みを想像することから上がっていくということになります。クライエントの不具合の多くが、痛みから発生しているのではないかという仮説を以てカウンセリングをしているからです。

痛みって色々ありますよね。

アダルトチルドレン(AC)的には、親から傷つけられたり見捨てられたり、見放されたり辱められたり、バカにされたり暴力を受けたり、脅されたり条件をつけられたり、放置されたり無関心にされたり、過度な期待を背負わされたり親の役割を負わされたり、秘密を強要されたり制限を設けられたり、親からの許可を必要とされたり禁止で縛りつけられたり、共犯にされたりコントロールや過干渉にされたりして、クライエントが子どもの頃に意識・無意識のうちに受けた、心とからだの痛みがあると思います。


つまり、子ども時代に許されるはずの、“子どもらしく振舞う自由さ”を奪われ、否定され続けたことで劣等感が根付いてしまったような意識から生まれる、親に対する恨みと併せて絶望の痛みを、カウンセラーはどれだけ想像できるかという課題があるようにボクは考えます。

「痛みをわかってほしい」

このような心痛を境界線を保ちながら
わかろうとする

クライエントが語る心の痛みを
あたかも自分も感じながら
でも、
痛みに巻き込まれたり呑み込まれたり
しないように(境界線)
冷静に想像する

あのときクライエントは

何を感じたのだろう
何をしてほしかったのだろう
何を見たのだろう
何をされたのだろう
何を言われたのだろう
何をしてもらえなかったのだろう
何が怖かったのだろう
何がうらやましかったのだろう
何が恥ずかしかったのだろう
何を言いたかったのだろう
何がしたかったのだろう
何が心配だったのだろう
何が不安だったのだろう
何を我慢していたのだろう
何が嫌だったのか?




この痛みが癒やされ気分が晴れれば
どんな人生を歩んでいけるのだろう

カウンセリングという過程をすぎれば
ひとりで歩んでいけるようになる

自分で考え選び実行する
力を自由さを取り戻すことができる


そんな、


クライエント自身が
全身を心とからだを
心ゆくまで堪能したくなるような


自分のことが
好きになるには


カウンセラーの想像力は
どのように役立てられるでしょうか?






担当心理カウンセラー
村上なおと

カウンセリングサロン Anela
札幌市中央区北3条西18丁目2-11 ブランノワールW18.exe 301号
・地下鉄東西線の西18丁目駅より徒歩8分


☆お陰様で13年目
皆さまのお陰です。
ありがとうございます(^人^)感謝♪︎
 






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【今日を大切にする】

できなくても
ウジウジしても
ダメでも
やる気なくても
あなたの価値は変わらない
ヨシヨシ (●︎´∀︎)ノ"。゚(゚ノД`●゚︎)゚。




(カウンセリング内容)

・お話されたいことを自由に話せます
・言葉にすることで、気持ちが落ち着きます
・整理をして、これからのことを考えます
・短期的な悩みの解決策を決めます
・必要なら、長期的な悩みの解決策も決めます

 (ご予約受付時間:10時〜21時)