ミーハーな私は噂になった本、映画化されたりドラマ化されると原作が読みたくなる。
一時期は犯罪心理の本をよく読んでいた。ミステリーの延長で自分には無関係だと思うから読み流す事が出来た。
むしろ子供の頃から自伝とかエッセイの方が私にはファンタジーに感じていたように思う。
家族愛や何でもない日常を書いている物の方が知らない世界に感じる。
その中で『家族という病』と言う本に出会った。家族構成が少し複雑で家族同士が少しづつ遠慮しながらなんとなく踏み込まずに生活する事を続けた結果、憶測で母はきっとこの色が好きだろう。父はこのことに触れると機嫌が悪くなるなどを続け、一番理解できない存在になってしまったみたいな事が書いてあったと解釈している。
友だちや接客相手だと憶測で決めつけると良い関係を築けなくなってしまうので慎重になるのに家族に対しては一度こんな人だと感じた事に対して決めつけてしまうと上書き出来なくなる。それがこじらせてしまう原因だったりするんだなぁ
難しい問題だ。俯瞰でみれるような大きな器の人間になれるだろうか?家族に対して拗らせない自分になってみたい