西洋占星術の天体毎に、年齢域というものが存在する。
月=0歳から7歳ごろ
水星=8歳から15歳ごろ
金星=16歳から25歳ごろ
太陽26歳から35歳ごろ
火星36歳から45歳ごろ
木星46歳から55歳ごろ
土星56歳から65歳ごろ
(*各年齢域は若干前後するのでおおよその目安)
わたしの場合
月=12ハウス蟹座
水星=4ハウス蠍座
金星=5ハウス射手座
太陽=4ハウス蠍座
火星=4ハウス蠍座
木星=10(11)ハウス牡牛座
土星=1ハウス獅子座
10個の主要天体のうち8個がホロスコープの下半分(北半球)にあるので
月と木星の年齢域以外は、
プライベートや外からはあまり見えないところが主な活動領域。
月も上半分とは言っても12ハウスという秘められたハウスなので
あまり目立ってはいない。
となると、10ハウス終わりにある(5度前ルールを適用すると11ハウスになる)
木星が唯一外から目立つ場所にあるということになる。
わたしは今年48歳になるので、木星域に入ったところなのだ。
それぞれの年齢域でどうだったか検証してみると
月の時の記憶はあまりないのだけど、当時の写真を見る限りでは
おままごとが好き(蟹座的)で、何人かの友達ともある程度遊べていた感じ。
水星の時は、2〜3人までの限られた友達とだけで、
自宅や友達の家で遊ぶことが多く、狭く深い付き合いを好んでいた。蠍座的。
金星の時は、生まれて初めてダイエットをして、恋愛を楽しんだ。
片思い期間が特に楽しかったかも(射止めるまでの楽しみ=射手座的)
金星期は摂食障害も持っていたけど、
なんだかんだ言って、恋しておしゃれしてときめくのを楽しんでいた期間だったな。
太陽の時は、ある程度の自分の人生の方向性が定まった時期で、
終わりのほうには自宅での仕事を始めた。
火星の時には、精力的に仕事をしたしビジネスの勉強もした。
そして木星期に入った今。
最近になって、あ、これは木星期の現象かと思ったのが、
公に出る機会が増えてきて、人と会ったり、交流する機会が増えたこと。
これまでほとんど4ハウス的に
プライベートの見えない場所にひっそり生息していたのが
10ハウス的に公に見える場所に出てき始めている。
木星は10ハウス終わりにあって、
わたしは10ハウスと11ハウス両方の影響があると見るので、
11ハウス牡牛座木星的に、経済的に余裕のある人たちとの交流も増えている。
もともと、仕事のお客様にはこういう人たちが多いので、
この木星の恩恵だと思うけど、
こういう人たちと直接的に会って交流する機会は少なかった。
今のわたしの年齢域である、この10(11)ハウス牡牛座木星を解釈してみよう。
・10ハウスにある
=社会活動への成功運がある、表に出ることで輝く
・11ハウスにある
=豊かな交友関係や人脈に恵まれる、慈善事業などにも貢献できる
・牡牛座にある
=物事にじっくり取り組むことで豊かさを受け取る
・4ハウス蠍座火星と180度
=自分の思いを社会的に実現し、豊かさに変えていく力がある
・5ハウス射手座金星と150度でミューチュアルレセプション
=楽観的なところと折り合いをつけながらコツコツと楽しみや精神的&物質的豊かさを追求することで愛情や人間関係を活性化させることができる
*金星と木星のミューチュアルレセプションは、
月以外の天体のディポジターとしてループするので、この2天体は結構重要。