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シンガポールで不妊治療&妊娠、育児の記録

2019年12月からシンガポールで不妊治療を始め、採卵2回、5回目の胚盤胞移植を経て2021年に妊娠することができました。

2022年7月に無事出産し、現在は慣れない育児に追われています。

私の経験が誰かのためになればと思い、ブログに記録を残すことにしました。

生後6ヶ月から離乳食を開始しました。

こちらでは6ヶ月検診の時にも離乳食の指導はなかったため、手探り状態でのスタートでした。

 

シンガポールの離乳食について調べてみたところ、こちらは様々な人種の方がいるためか、日本のようにみんなお粥から始めるというわけではないということがわかりました。

初めての離乳食としてベビー用のオートミールをあげるというケースも多いようでした。

 

離乳食について細かな情報を得やすいという理由から、我が家では日本式の進め方を採用しました。

お米はシンガポールでも簡単に手に入るので、お粥から始めて、野菜、果物、卵、豆腐、白身魚、鶏肉、納豆を試していきました。

 

これまで試した野菜は、さつまいも、じゃがいも、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリー、トマト、カボチャ

果物は、りんご、バナナ、オレンジ(果汁を薄めたもの)、マンゴー、プルーン等です。

 

さつまいもは日本のさつまいもも手に入りますが、鮮度があまり良くない印象があったため、こちらで手に入るオレンジがかったさつまいもを購入しました。味は、スイートポテトの味を感じました。

 

 

卵を試すときに、卵黄から少量づつ始めて、慣れたら卵の白身を追加していくという方法が日本では一般的かと思いますが、

夫はそこまで段階を踏んで試さなければならないのかと驚いていました。

確かに世界的に見ても、日本のようにきめ細やかに離乳食を進める国はとても少ないと感じました。

こちらではヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアといった海外からの離乳食が簡単に手に入るのですが、そのラインナップを見ても、野菜と果物などシンプルな組み合わせのものが多く、日本のように種類豊富で大人でも食べたくなるようなパッケージのものはほぼ見つけられません。こういったところにも文化の違いを感じました。

 

 

離乳食は順調に進んでいたものの、一日三回に進めて少ししてから、便秘に悩まされることになりました。

それまでは一日に数回出ていたものが、一日に一回となり、二日に一回となっていきました。

そのような状況が一週間以上続いたため、クリニックに連れていき浣腸をしてもらいお腹をやっとすっきりさせることができました。

ただ、相当痛い&不快だったようで、待合室の人たちが心配になる程大きな声で泣いてしまいました。

先生からはデンプン質のもの(さつまいも、じゃがいも)は控えることと、十分な水分を摂るようにと言われ、

飲み薬とプロバイオティクスのサプリ、そして念の為の浣腸をもらってしばらく様子を見ることとなりました。

(余談ですが、この飲み薬とサプリはシンガポールのドラッグストアで処方箋なしで手に入るものでしたので、もしお子さんが便秘に悩んでおられる方がいらしたら、病院に行く前にドラッグストアで薬を購入して試してみても良いかもしれません。)

 

 

様子を見ていたものの、一週間経っても便秘が良くならなかったため浣腸をしました。やはり痛かったようで、大泣きでした。

その後も綿棒浣腸やマッサージ、離乳食を水分を多く含むように戻す等試しましたが、出血するくらい硬い便で見ている側が辛い思いをしました。

 

クリニックに問い合わせをしたものの、改善まではしばらくかかるので薬とサプリを続けるように指示されました。

便秘が始まってから2~3週後にようやく改善の兆しが見え、一日一回便を出すことができるようになりました。

結局、原因もどうして改善したのかも分からないままですが、個人的にはお腹が一日三回の食事に慣れてきたのではと思います。