安定期を過ぎてからシンガポール人の友人知人に妊娠を伝えたところ、ほぼ全員から産後にどのようなサービスを受けるのかの質問がありました。
日本では一般的ではないかと思いますが、シンガポールでは産後に赤ちゃんとお母さんのケアを専門に行うヘルパーさん(Confinement nanny, 産褥アマさん)を雇うことが非常に多いです。
住み込みか通いを選択でき、期間はおよそ一か月の所が多いようです。料金はおよそ3000ドルくらいのようです。
残念ながら我が家には産褥アマさんに泊っていただく部屋はないため、このサービスをお願いするという選択肢はありませんでした...
産褥アマさんにお願いはできないものの、せっかくなので、シンガポールならではのものを試したいと思い、Confinement Food(産後の回復食)をトライアルで注文して食べ比べをしました。このConfinement Foodは中華系独特のもので、産後の回復に必要な食材(ショウガ、棗、鶏肉、豚足などなど)が取り入れられています。
私が試した所は以下の3つです。
基本的には、ご飯、おかず2種、スープ、お茶がついてきます。どこも味は遜色なく、あとは好みと料金との兼ね合いだと思います。
これらのサービスに加えて、シンガポールでは産後にPost natal massage(産褥マッサージ)を受ける方も多いです。
このマッサージを受けることで、産後に歪んだ骨盤を整える効果が期待できるそうです。
私はマッサージが大好きで、不妊治療前から少なくとも週に一度はボディマッサージやフットマッサージを受けていたため、
産褥マッサージはとても気になっていました。
マッサージを受けるには、産褥マッサージを専門に行っている所に申し込むか、フリーランスのセラピストさんにお願いすることになります。施術を受ける場所も自宅か店舗か選ぶことができます。
私は予定日よりも4か月前にフリーランスのセラピストさんに予約をしました。
パッケージのみで、3,4,5,7回から選ぶことができます。これには一時間のオイルマッサージ、マッサージ後に骨盤を閉めるラッピングサービスが含まれています(布を使った骨盤ベルトのようなイメージです)。
また、施術用のベッドはセラピストさんが私の自宅へ持ってきてくださります。
料金ですが、5回のパッケージで550シンガポールドルで、駐車料金は別途かかります。
こうしてみると、シンガポールでの産後ケアはとても手厚い印象です。その代わり、入院期間は日本と比べるととても短いですが。