こちらは1995年2月リリース、布袋寅泰さんの初のベストアルバム「GUITARHYTHM FOREVER Vol.1」、その名の通りソロデビュー後1988〜94年にかけてテーマとして来た、ギターとリズムにとことん拘ったシリーズ「GUITARHYTHM 」Vol.1〜4の集大成となる作品です。

同日「〜 Vol.2」も出ていて、Vol.1がよりビートの効いたアッパーチューン、Vol.2がよりメロディアスなナンバーが並んでいます、今朝はVol.1を聴きながら出勤したけどやっぱりめちゃくちゃ最高!ですねぇ、カッコイイなぁ。

なかなか日々うまくいかないことも多くて悶々と気分も鬱々と過ぎがちだったりする時に、このアルバム1曲目「C'MON EVERYBODY」から一気にトップスピードに、布袋さんの迷いなく真っ直ぐな力強いビートが鳴り響いて気持ち良い、痛快にキレまくり冴えまくり。

「BEAT EMOTION」「サレンダー」「SERIOUS?」「SIREN」等、布袋さんが書く極上のメロディの強さを実感する曲ばかりで、どれも大好きですけれども中でも大ヒット起用「POISON」の名曲っぷりは飛び抜けています、森雪之丞さんの歌詞も凄く良い。

布袋さんはメロディメーカーとしての才能と音楽への強靭な愛情があって、世に出る、スターに成るべくしてなった人だと思いますが、先日布袋さんの半生記を読んだばかりでもあり、これらの楽曲もその背景にあった公私両面の変遷だったり苦闘だったりを思い出して改めてジーンとしますねぇ。

その時々のサポートスタッフはいるとしても、基本自分自身とギター1本で人生を切り拓いてきた布袋さんはやっぱりカッコイイなぁとつくづく思います。