かつて松本人志さんが「後輩芸人達は不安よな。松本、動きます。」という名言をTwitter上でつぶやいた。
https://twitter.com/matsu_bouzu/status/1152533522638204928?t=Y1TzB5wJj-Jcc0G38Zrnbg&s=19
その結果、吉本興業の界隈が大きく動いたようだ。
そんな大きなウェーブとは比べ物にならないけれど。
我が家も、大きな決断をした。
引っ越し&自閉っ子コロの転校をする。
…自閉っ子コロは不安よな。母、動きます。キリッ。
思いっきり、うつ病発症してるけどね(小声)
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きっかけは、ある晩のこと。
あんなにコミュニケーション能力のないコロが「オムツで学校に行きたい。給食は食べられるものだけ。」と目を見開いて断言したのだ。
イタコの口寄せかと思うほど、いつもの
コロとは違ったハッキリした口調だった。
神様かイタコか宇宙人か。
誰の仕業かは、この際どうでもいい。
とにかく「ここから動け!」と言われた気がした。
実は、随分前から夫婦で「コロは、いつか学校に行けなくなる子供だよね。もし高学年になって不登校になったら引っ越ししよう。」と話し合ってきたのである。
まさか、こんなに早く「その日」が来るなんて夢にも思っていなかったのだが、仕方あるまい。
夫も6月で育休が終わるし、下の子もまだ0歳。保育園も幼稚園も勿論決まっていない。
もしかしたら、今が絶好のチャンスかもしれないではないか。
候補地は前から「隣市」か「隣隣市」※当然仮称と決めていた。
どちらも県外だから、コロの障害者手帳も、デイサービスを使うための受給者証も作り替えねばならないし、とーっても面倒くさいのだが、いずれも障害児のケアの手厚さに定評がある自治体だ。
夫と喧々諤々の話し合いの末、隣市は家賃の相場が高いので却下。
隣市は子供の医療費も無料だし、受給者証の負担額は今の半額になるし、良いことづくめなのに…家賃がネックとは、残念すぎる。
隣隣市は、医療費は無料ではないものの、隣隣市の教育委員会に電話した際、ファーストコンタクトにも関わらず、とっても丁寧に話を聞いて下さり、感動のあまり思わず涙が出そうになった。
電話口で、担当の女性が「それは辛い思いをされましたね。隣隣市では、オムツ登校の事例も過去にいくつかありますし、オムツで登校できない小学校は1つもありませんので、安心してくださいね。」と言って下さったのだ。
一昨年の就学相談で、今の自治体から「今までオムツで入学した子どもはゼロです」「オムツが取れるのが普通のことですから。」と一蹴された悲しい過去を思い出し、地域差ってこういうことか…!!とビックリした。
これはもう、隣隣市に賭けるしかない!!
コロがやり直せるかも!!
「たった1%の望みしかなくても、この地で絶望するなら、迷わず動くでしょ!」が、夫との合言葉だ。
そんな訳で、突然だが、0歳3か月の赤子と、7歳のASD不登校児を抱えたまま、我が家は県外へ引っ越しを決行することになった。ついでに、母はストレスで母乳は止まり、抗不安薬が手放せない鬱病だ。
コロの転校手続きは全て私が担い、家探しと引っ越しは夫が担当することにした。
果たしてどうなることやら。
生暖かい目で見て頂ければ幸いである。