横須賀市にある「かろうと山古墳」に行きました。
かろうと山古墳へは、光の丘隧道脇の遊歩道入口から上がります。
光の丘水辺公園案内図
かろうと山古墳ハイキングコース 入口
この遊歩道の上方に「かろうと山古墳」があります。
古墳の説明看板が立っている周辺
古墳主体部の石棺(説明看板より)
保存のため、発掘前と同じく地中に埋められています。
かろうと山古墳測量図
金銅装鑿状鉄製品(左)、金銅装弓弭金具
(横須賀市ホームページより転載)
径14×13m、高さ3mの楕円形状の円墳である。
主体部は2.5×1.0mの切石組箱式石棺で、県内屈指の規模である。
築造時期は7世紀中葉で、三浦半島最後の古墳。
度重なる盗掘にもあったが、昭和27年(1952年)に赤星直忠博士が出土し、
全国的に見ても希少な金銅製副葬品が出土した。
横須賀リサーチパーク建設に伴い、主体部を養生した上で盛土し、現状保存している。
ある方から、この貴重な遺跡の存在を教えていただきました。
ありがとうございました。
ところで、この遊歩道。
YRP野比の裏山を通り、養護学校方面まで続く山道です。
おそらく夏はアカブトムシやクワガタが賑やかにしていることでしょう。
山歩きが好きな人、森林浴が好きな人にお勧めです。