7:40 大倉バス停(秦野戸川公園) 出発
渋沢駅に着くまでは半袖では肌寒く感じましたが
山に入ってからは湿度も高く汗をかきっぱなし。
汗の量が多めのため、途中、水分をこまめに取り、堀内の家の脇でバナナとお握りを食べました。
花立山荘の氷旗。
花立山荘から塔ノ岳山頂までもうひとのぼりですが、
それでもこの氷旗が目に入るとほっとします。
9:32 花立山荘から望む富士
塔ノ岳山頂の数百メートル手前
秦野市街地が眼下に広がります。
ヤマツツジ
トウゴクミツバツツジのトンネル
声が出てしまうほどの美しさ。
9:47 金冷し(きんひやし)
10:00 塔ノ岳山頂
設定タイムの2時間半を切ることができました。
正直、体調は万全ではなかったので不思議です。
富士も、何とか雲を被らずに待っていてくれました。
塔ノ岳山頂より三ノ塔を望む
菓子パンとお握りを食べて、10:30 下山開始。
12:10 大倉バス停(秦野戸川公園) 着。
この日は公園で地元農家さんが育てたわけぎと赤玉ねぎ、
渋沢駅前のJAのお店では秦野産の真竹とそらまめを購入。
大きなエコバックを持参してよかった。
++++
この日、塔ノ岳を登り始めてさほど時間が経っていないところで
下山してきた女性とすれ違いました。
こちらから挨拶をすると、その女性は私の目を見て「ヒル!ヒル!」という言葉を発し、
足早に下っていってしまいました。
言葉の意味が判じえず、いろいろな可能性を考えてしまいました。
(1) 「あなたの顔にヒルがついていますよ」と注意をしてくれた可能性
実際、急いで顔や首回り、腕などを払ってみましたが、
特に変わったことはありませんでした。
(2) その女性にとすれ違う際に脇に寄って少し道を開けたのですが
その際に私の身体が脇の草木に触れていたので
「草木に触れると、ヒルが身体を伝ってくる心配がありますよ」と注意をしてくれた可能性
(3)「私はヒルにかまれて、これから急いで下山するところなんですよ」という共有
(4) 「ヒルがいますから、気を付けてくださいね」という一般的な注意喚起をしてくれた可能性
帰宅後、夫にこの話をしたところ、もうひとつの可能性を示唆してくれました。
(5) 私のことをヒルだと思って「あなたはヒルです」と指摘した可能性
ここまで書いてきて、奇妙なことを思い出しました。
その女性は、山から下りてきたにしては随分と身ぎれいなハイカー姿で
しかも、塔ノ岳の山中にいるのに、リュック、サコッシュ(ポシェット)など
バッグの類を何も身につけておらず、手ぶらだったんですよ。
軽装のトレイルランナーですら
安全のため水や補給食を入れたベスト型リュックなどを身につけるというのに。
あの女性は幻だったのではないかという気すらしてきました。