次に訪れたのは沖縄市の泡瀬。

私の来沖直前に、
公費を投じたマリン開発(干潟埋め立て)事業が
差し止め判決が下されたばかりの
まさにその場所でした。

案内してくださった方や泡瀬に住んでいる人の話では

この場所は繁華街のある北谷(ちゃたん)までのアクセスがよく
そこに行けば用は足りますよ。

だから、何も泡瀬の干潟を埋め立てて
商業施設を作る必要などどこにもなく
作ったとしても閑古鳥が鳴くことになるでしょうね。

とのことでした。



あちこの小走り日記-泡瀬聖龍宮神
泡瀬聖龍宮神


あちこの小走り日記-泡瀬聖龍宮神
泡瀬聖龍宮神の碑の後ろにある拝所
このさらに後方の浅瀬にある御嶽が
満潮になると海に隠れてしまうため
そこに拝みにいかずに済むように設けられたとのこと


あちこの小走り日記-泡瀬の入江
埋め立て予定地の干潟に生息する生き物の現地調査に訪れた人々


あちこの小走り日記-泡瀬の開発計画(看板)
浜辺脇に建てられた事業計画の看板



この泡瀬干潟のそばに
泡瀬ビジュル 泡瀬神社があります。

「ビジュル信仰」とは、主に沖縄本島でみられる霊石信仰で、
豊作、豊漁、子授けなど様々な祈願がされる。
16羅漢の一つの賓頭盧(びんずる)が訛った言い方で、
多くは人の形をした自然石がティラと呼ばれる洞穴などで祀られている。
例祭は旧暦9月9日。
(沖縄コンパクト辞典より引用)


あちこの小走り日記-泡瀬ビジュル (塩の神)
泡瀬ビジュル
塩の神様として大切にされています
子宝の神様としても有名だそうです


あちこの小走り日記-泡瀬ビジュル (塩の神)





勝連半島からうるま市浜比嘉島(はまひがじま) に渡ります。
浜比嘉島は琉球開闘の祖神
アマミキョとシネリキョの神々が住む島として伝えられ、
現在も沖縄本島内外から参拝者が訪れているそうです。
島内にあるアマミチュー霊場、シルミチュー霊場も有名です。

この島では、東(あがり)の御嶽、別名シヌグ堂を訪れました。

あちこの小走り日記-東(アガリ)のウタキ シヌグ堂
東(あがり)の御嶽 シヌグ堂 (うるま市)


あちこの小走り日記-東(アガリ)のウタキ シヌグ堂
シヌグ堂を守るように鬱蒼と生い茂るガジュマル

安心できる場所でした。




つづく