もう５月。
日が長くなって、急に温かくなった気がします。
先日はとても嬉しいことに、
約３週間閉まっていた近所のフルーツスタンド（青果店）が再オープンして。
以前のように、新鮮な野菜とフルーツが、スーパーよりずっと安価で手に入るように
↑野菜も丁寧に外皮を洗浄します。（生で食べるものは特に気をつけたい・・・）
ついでに、ずっと作りたかったお漬け物を作りました
キュウリは、日本のようなものはなく、水分が多いカービーキューカンバーしかなかったけど、
大根と白菜は本当に丈夫でツヤツヤ
調味料は粗塩のみ。
風味付に鷹の爪やカット昆布、ゆずの皮などをお好みで。
これまでで一番美味しく出来たかも
やっぱり日本食が一番美味しいなと、
海外に住んでから、なおさら思います。
こんな風にゆっくり朝ご飯よばれたり、
お漬けもん作る機会って、なかなか無かったな。
先日は、(懲りずに)車を借りてニュージャージー州にあるミツワマーケットプレイスに行きました。
意外にも人がほとんどおらず・・・
ほんと、我が家にとって日本食は貴重なので
ここぞとばかりに大量に購入
商品はお皿洗いの感じでジャーーーッと洗浄。
洗剤で洗う方が、アルコールなどで一つ一つ除菌するより大分楽って気付きました。
洗浄後↑は、ディッシュウォッシャーラックに放り込んで、水気を落とします。
誰もが２ヶ月前までは、こんなことやってる自分たちを想像しなかったよね。
みんながみんな、浦島太郎的な感覚？
もしかしたら、さらにあと数ヶ月このままかもしれないのかな。
私の友人の中で、本当に一歩も出てない人もいて、
お日さま浴びないと心身リセットできない私からすると、
絶対に適わない何かしらの才能を感じます。。。
いまの時期は、そういう通常通り「動きたくなる衝動」を抑え込んで、
「お家にいる」人たちが、世界を救っているんですってね
いわゆる、引きこもりやニートと呼ばれる方々の生活スタイルが、
2020年みんなが見習うべきこと
とか言われています。（目指せニート？
）
すごい時代になったもんです。
誰もが（おそらくニートの皆さんまでも）想像つかなかった状況かと思いますが、
ニューヨーク市議会議員の話によると、
街から人がいなくなり、
車の渋滞が減ったおかげで、
空気汚染のレベルが大幅に下がったそうです。
その空気汚染はこれまで、
保険を持たなかったり、
不衛生・不便な場所での生活を強いられたり、
ルームシェアで暮らしている（他人との接触頻度が高い）人々、
つまり死亡率が高いとされる低所得者層の人々を
さらに不健康に追いやっていた、とのこと。
さらに、
渋滞がなくなったことで、
医療従事者や警察などのファーストレスポンダー達が主に利用している車やバスがスムーズに運行され、
これまでよりずっと素早く身動きが取れて、対応しやすくなったそう。
ニューヨークは世界中からたくさんの人々（特に移民）が集まる密集地なので、
土地柄、被害拡大しやすいのは仕方がないのかも知れません。
だから、これまで溢れ返っていた人間たちが活動しなくなると、
「自然治癒のエネルギー」がバランスを取り戻そうと働き出し、
これまで負荷が大きかった部分を整えようと、活発になるよう。
The same boiling water that softens the potato hardens the egg.
同じように沸いたお湯で、じゃがいもは柔らかくなり、玉子は固くなる。
同じように与えられた状況下であっても、それぞれの結果は違う、
という意味ですが、
私には、この沸騰している「水」の正体が
これまでの常識を善にも悪にもできる、JOKERのようなものである気がします。
2020年の1/3が終わった今、
これから来る夏は、
そしてあと８ヶ月後、
2020年を終える頃は、
何に変わっているんだろ。
たくさんの答え合わせをして、
手元にあるカード全部を対にできたとしても、
手元にはJOKERしか残らないもしれない。
だけど、みんな条件は一緒。
あとは、時間と自然が教えてくれる。
世界中が火にかけられてしまったいま、
同じ水の中にいても、
私たち各々の形状は、違うものになるでしょう。
自分が、玉子でも、ジャガイモでも。
きっと、ここからの変化は免れない。
変わるというよりもむしろ、
今こそ、あるべき形に戻るときなのかも。
たくさんのジャンクカードは振り落とされて行って、
不要なものを削ぎ落とし、
シンプルに生きて行きたい。
とりあえず、生きていれば、大丈夫。
いまは、
それだけでも、すごいこと。
あなたとあなたの大事な人たちが、
どうか今日も元気でありますように。
願いを込めて。
