2024明治安田J1リーグ第11節名古屋グランパスvsヴィッセル神戸 | 映画時々サッカー観戦ブログ

2024明治安田J1リーグ第11節名古屋グランパスvsヴィッセル神戸

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やっぱり神戸は去年のリーグ優勝クラブ。これまでは通用していた戦い方も、神戸には通用しなかった。

ある程度押し込まれるのは、名古屋にとって想定内。神戸の背後に出来た広大なスペースを永井のスピードで突く、それが名古屋の狙いだったと思う。だけど今回、永井も途中出場のパトリックも完封。加えて山中というキックとサイドアタックの名手も不在。正に名古屋は打つ手なしだった。

これまで隠れていた問題が、一気に出たとも言える。特に攻撃はこれまでも永井のスピードとアイデア、そしてセットプレー頼みだったから。

あとやはり、和泉はウィングバックの選手ではない。更に彼一人で神戸の飯野と武藤を相手にするのは無理がある。適材適所ではないスタメンの人選、そしてそもそものシステム選択の不適切さが最大の敗因だったと思う。

今の神戸を見てると、やっぱり永井秀樹は「優秀」だったのかなと思う。勿論、トップチームの監督してはまだまだ経験を積む必要があると思う。しかし、選手を見る力は確実にあると思う。それは井出や本多が証明してる。二人とも、他のJ1クラブなら絶対に狙わない。だけど永井は獲得した。そして二人とも主力に定着。井出はヴェルディ時代から知っていたのも大きかったと思うけど。ヴェルディの監督も2019年いっぱいにして、あとはユースの監督やフロントにしておけば「パワハラ」の問題も起きなかったかもしれない。そう考えるとあの件は、ヴェルディのフロントにも問題があったと思う。

またヴェルディの問題と言えば、医療設備やスタッフ、また練習設備やスタッフの問題もある気がする。ヴェルディでは故障ばかりだった神戸の井出、新天地では別人のように活躍してる。まず故障が少ない。これは何故なのか。ヴェルディはもっと真剣に考えるべきだと思う。今年も守備陣に怪我人が続出しているのを、単なる偶然や個人の意識だけで片付けるのは正直良くない気がする。


神戸に話を戻すと、やはり大迫の存在感が際立った。それは2点目だけでなく、ポストプレーでも。彼や鈴木優磨、それに中盤だと鎌田。いわゆる「司令塔」の重要性も感じた。かつての日本代表には有り余るほどいたタイプ。だけど最近は絶滅危惧種かと思うくらいいない。これを機会に見直されるべきタイプの選手達だと思う。


U-23がパリ五輪出場を決めたから、オーバーエイジ枠の一人は大迫か鈴木優磨を推したい。残り二人は、まず久保。と言ってもMLSシンシナティにいる久保裕也の方。リオ五輪を直前に出場不可にされて以降、不運続きの選手。その借りを是非返してもらいたい。今は中盤もやるらしい。万能性も魅力。最後の一人はセンターバック。板倉なんていわれているけど、ヨーロッパのクラブや日本代表のレギュラーは外した方がいい。明らかに酷使。だからここはカタールの谷口か、MLSの吉田麻也を。と言いながら、カズを入れてほしいと思う自分もいる。やっぱりカズには日本代表で「有終の美」を飾ってほしい。


最後に、久々に食べたさぼてんのトンカツ



相変わらず美味しかった。