小牧の乗船場からレンタカーに再び乗り、次に向かったのはさらに北上した氷見エリア♪
高岡市内をさらに北へ上がり、限りなく海に近い「氷見」
「氷を見る」なんか素敵な土地の名前だな・・・
そんな氷見エリアで訪れたのは南部のひなびた山里に佇む「神代(こうじろ)温泉」
以前から温泉ソムリエの仲間から「ここのお湯は良い!」と聞いていたので一度、来てみたいと思っていました......
大牧温泉に滞在していたときにこちらの神代温泉に営業時間などを確認するために電話をしていたのですが、とにかく感じの良い女将さん・・・ということが電話口からも分り・・・
私 「今日、そちらの温泉に日帰り入浴させていただきたいのですが、何時からですか?」
「うちは朝の10時から営業しています。今、どちらにいらっしゃいますか?」
私 「今は大牧温泉にいます。まもなくチェックアウトしてそちらに向かいます。」
「あら~良いところにお泊りされているのですね。今、ちょうどNHKで大牧温泉やって
いますよ!!
では○○時ごろ到着ですね。
お気をつけていらしてくださいね。雪がまだ多く残っていますから・・・」
私 「ありがとうございます。ではのちほど~!!」
女将さんが大牧温泉のことをやっているということだったので急いで部屋のテレビをつけたのですが、「あさイチ」で偶然、「富山」特集をしていました。
・・・が、大牧温泉の特集はすでに終わっていてグルメ特集になっていました。残念でした
・・・とのことでようやくたどり着いた神代温泉 ↓
軽トラックが止められている入口の下には何やら緑色のタイルの浴槽のようなものが・・・(笑)
意味もなくパチリ☆
日本酒の「白鶴」に「神代温泉」、なんかいいな、いいな!!
「いらっしゃいませ 入湯料500円です。 申し訳ございませんが、この箱の中へお願いします。ありがとうございます。」
と書いてあったので2人分の入浴料の1000円を箱の中に入れようとしたら、電話でお話をした感じの良い女将さんが出てきてくださいました。
・・・見るからに本当、人の良さそうな女将さんです。
まぎれもなく泉質の良い温泉の証明の「天然温泉」&温泉分析書 ↓
受付と休憩ができるスペース ↓
お風呂上がりにはお茶をいただけるようになっています。
ちょっとした心遣い、お湯にも女将さんにも癒されるような・・・
なっ、懐かしいレトロなマッサージチェア、湯上りに温泉仲間が使いたい・・・とお金を入れたもののマッサージは動かず・・・(汗)
こちらの少し暗めの廊下をミシミシ音を立てながら歩き・・・
男女別の浴場入口に到着。
「男」「女」に書かれている殿方と女性の画がなんともいと「をかし」 ↓
こちらが女性専用の脱衣場 ↓
女将さんに前以て到着時間をお伝えしていたせいか、脱衣所のヒーターが入っておりとてもポカポカしていました
造り付けの棚にいくつかの脱衣かご、椅子・・・とシンプルさ。
「にごり湯です。 段差がありますのでお気をつけてご入湯ください。」 ↓
脱衣場から浴室に入るとすぐに階段があるのでこちらもご注意ください
浴槽は内風呂のみ
湯気で熱気ムンムン、クリアな写真を撮りたくて何度もシャッターを切ったのですが、これがベストの2枚・・・どうぞご了承ください。
地下700mから自噴する温泉をタンクに貯めることなく、そのまま浴槽へと注がれているのでまさに源泉かけ流し。
贅沢なほどの新鮮なお湯は42度ほどと少し熱く、キシキシとした重い感触。
湯口から出る無色透明のお湯が空気に触れ、黄土色や茶褐色、はたまた赤茶色に変化するから面白い☆
温泉仲間からいつもドン引きされていますが、循環でもかけ流しでも源泉口からいつもお湯を飲まないと気が済まない私・・・
このときの源泉の味はとにかくしょっぱく、少しの金気臭、まるで海水を飲んでいるかのようでした。
・・・がクセになる味でひたすらガブガブ手にすくって飲んでいたら知らない間に近所のおばちゃんが後ろにいらっしゃいました。
それに気がつかずガブ飲みしていた私、どんだけ~
地元のおばちゃんは日本3大祭りの一つの富山のお祭り「おわら風の盆」や他の氷見エリアのオススメの温泉などひたすらマシンガントーク!!
おばちゃんと話に盛り上がり、お湯が熱かったので時々、のぼせないように(笑)浴槽の縁に座り込んでふむふむ・・・
湯口付近のタイルや岩には長年にわたって付着されたたっぷりの温泉成分によって茶色に変化していました。 ↓
シャワーとカラン、カラフルな風呂桶たち・・・なんだかどこまでも昭和な香りがします......
男女の浴室を隔てるのは壁ではなく・・・カッ、カーテン&簾(笑)
塩化物塩泉の効果のせいか、入浴後、身体はとてもよく温まり、汗が止まらず、たまらず水分補給☆
感じの良い女将さんはつかさず、「ぜひぜひこちらでお茶を召し上がってくださいね~!!」とフロント前にあったお茶をすすめてくださいました。
いつもながら良い温泉に入るとお腹が空く・・・
温泉仲間と「せっかく北陸に来たからもっとお魚を食べたいよね」ということで気楽に新鮮なお魚がいただけるこちらの「きときと寿し 氷見本店」へ ↓
「きときと」とは富山弁で「新鮮な」という意味、まさに新鮮なお魚をいただきましょう♪
「氷見産ふくらぎ」「氷見産さわら」・・・などなかなか関東では回転寿司ではいただけないようなお魚がたくさん!!
なっなんと、回転寿司のお値段の種類は110円~1000円までの12段階。
ネタの種類は300種類以上あるそうで、くら寿司もスシローも小僧寿司もびっくり、仰天
しかもデザートなどはなく、まさに新鮮なお魚で勝負!!
シャリはこだわりの富山県産米を使用し、地元ネタの鮮度は回転寿司とは思えないほどの高レベル☆
お寿司が回転するよりも私も目が回転しそうに(爆)
お昼時とあってお店はカウンター席もテーブル席もほぼ満席
とりあえず目の前に回ってきたお皿のイクラ、うに・・・などをいただき・・・
いつの間にか温泉仲間がテーブルにあったタッチパネルで氷見名物の寒ブリをオーダー☆
身の引き締まった寒ブリにつぐ寒ブリ・・・「寒ブリの炙りの握り」が私的には一番気に入りました
富山 神代温泉
泉質 ナトリウムー塩化物強塩泉
泉温 45.4度
pH 7.2
効能 神経痛・婦人病・切り傷・やけど・関節痛・・・など