ピッチング練習を見ていた玲奈の父の監督の達也は
達也)「亮太!投げさせるか?」
亮太)「そうだな!グループ戦だからいいんじゃない?仁さん残せておけるし」
達也)「よし!みんな集まってくれ~」と全員を集めた。
達也)「え~今日はグループ戦とトーナメントと日程の都合でダブルヘッターとなってしまったけど…」
優馬)(?試合?)
達也)「8時からのグループ戦の先発メンバーを発表します。」とスタメンを発表し始めた。
達也)「7番キャッチャー小池、8番ピッチャー安達優馬」
優馬)「はい!!え~」
達也)「グループ戦だから気楽にやってくれたらいいよ!」
玲奈)「やったぁ~」
優馬)「いきなりですか?でもユニフォームないですよ!」
達也)「玲奈!」
玲奈)「はい!!」と背番号11のユニフォームを渡された。
達也)「実はもう入るの前提で協会にメンバー登録してあるんだ!」
亮太)「大丈夫!あの玉なら今日の相手には通用するから」
達也)「あとトーナメントの方は初戦なんで亮太が投げる。打順はグループ戦終わってから発表する。」優馬はあまりにも突然なことに驚いていたが今日初めてあったメンバーからは(気楽に気楽に!、バックは任せておけとか)励ましてくれた。
小池)「サイン確認しましょう!」と亮太の後輩というキャッチャーをする小池と打ち合わせをした。
玲奈)「パパ…優馬との交際認めてくれる?」
達也)「一生懸命やってくれたら考えるよ!」とはぐらかした。
試合30分前になり、玲奈の妹の珠里奈もやってきて、
珠里奈)「お姉ちゃん、彼氏って…11番の人?」
玲奈)「わかった?この試合先発ピッチャーだって!」
珠里奈)「へ~いきなり!パパもお兄ちゃんも珍しいね!」
玲奈)「私は嬉しいけど…」
珠里奈)「彼氏いくつ?」
玲奈)「29…」
珠里奈)「5個上?結婚考えてるの?」
玲奈)「まだ付き合って半年だしわかんないよ…もう私のことはいいの!珠里奈こそまた別れたんだって!」
珠里奈)「まぁ~いろいろあるの!あっ!!試合始まるよ!」とメンバーは整列して後攻であるダンディーズ(チーム名)は守備についた。
球審)「プレーボール!」優馬が先頭バッターに1球目を投げた。その1球目にみんな驚きそのあた後は大爆笑になった。バシッ!なんとバックネットの上部にあたる、大暴投だった。