綾巴)「綾巴は…阿弥ちゃんの事好きだし…でも阿弥ちゃんを泣かす流星はキライ…でもわからないよ…」と綾巴まで泣いてしまうぐらい混乱状態になってしまった。阿弥はただオロオロするばかりだった。
今村)「兎に角、状況が落ち着くまで、阿弥のイベント参加は保留する」メンバー全員黙ってしまった。予想以上の混乱状態に玲奈すら何も言えなかった。
メンバー同士でも阿弥を擁護するメンバーと批判するメンバーと別れてしまい、ギクシャクしていた。
綾巴はみんなと離れ、電話をし始めた。
綾巴)「もしもし、渡辺優さんですか?」
優)「はい!!え~と…」
綾巴)「綾巴です!MUSEの綾巴です」
優)「えっ!?綾巴たん?なんで?」
綾巴)「急にごめんなさい!前に教えて頂いた番号登録していたので…」
優)「忘れてた…でも自分に電話してくるなんてどうしたの?」
綾巴)「実は阿弥ちゃんの事で…」
優)「阿弥のこと?」
綾巴)「はい、実は…」と優にさっきあった事を話した。
優)「阿弥、何してんだ?要するにその話しを舜と菜々に話してほしいと言うことなの?」
綾巴)「どうしたらいいのかわからないんです。MUSEの中では一番仲がいいのに、何もしてあげられないから…」と電話の向こうで泣き出した。慌てて、
優)「わかった、わかった…何ができるかわからないけど、話して見るよ!」
綾巴)「ありがとうございます!ヤッパリ優さんに話して良かった。」顔が見れないけどデレデレ顔の優だった。
優)「でも阿弥、心配だな?本当は別れちゃえばいいのかも知れないけど、今の阿弥じゃあ言えないだろうし、別れたら別れたらでバッシングはされるだろうし…難しいよな~」
綾巴)「はい…でも今のままじゃ…」
優)「とりあえず、こっちでもどうしたらいいか考えて見るよ!綾巴ちゃん、こっちから連絡しても平気?」
綾巴)「お仕事中はでれませんが、大丈夫です!待ってますね!」
優)「うん!!じゃあまた…」と電話を切った。
優)「しかしな…まずは菜々に話すか…」と綾巴に頼まれたからには今、大変気難しくなってる菜々に話すのも苦じゃなかった。
優)「もしもし?菜々?ちょっと話しがあるんだけど…」
菜々)「なんや?舜のライブのことなら、まだわからへんからな!」
優)「そうじゃない!実は阿弥の事なんだけど?」
菜々)「阿弥?」と優は綾巴から連絡がきた事を話した。