遠くにいても~最終話 感謝② | くわっちの推しと好きなことのブログ

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舜には内緒で作成したビデオメッセージが流れた。

舜がいたらここまでこれた感謝の意が込められていた。映像が終わり、曲が続いた。


彩)(ただ吹き向ける風にはなりたくない心地よい記憶に残る風になるんだ
笑顔になれる風になるんだ)

全員)(僕らはske~)歌い終わり全員が深々と頭を下げた。

舞台を下がり、ひと息をついたか会場から大アンコールが響いた。

舜)「あんな、実は聞いてもらいたい曲があるんだ!ここにいる皆さんにも聞いて貰いたいんだ!」とギターを持って再び舞台に上がった。

舜)「今回自分の離脱のせいでここまで人気にしていただいたskeを本日を持って解散いたします。ここで皆さんへ感謝の意を曲にいたしました。聞いて下さい、感謝…」この日初披露で最後のオリジナルだった。


(みんなと歩いたこの道。楽しいことばかりじゃなかった。

時には喧嘩をして、口も聞かず泣いた日もあった。

そんな時いつでも、どんな時も、みんなで手を握り気持ちを確かめあった。

その温もりが温かくて嬉しかった。

みんながいたから、ここまでこれた、前に進んでこれたから感謝の言葉を想いをこめて

「ありがとう~」)

舞台袖ではまだアンコールで歌うのに全員泣いていた。

(みんながいたから、ここまでこれた、前に進んでこれたから感謝の言葉を想いをこめて

「ありがとう~」)

大きな拍手が響いた。そしてメンバー全員がでてきて、遠くにいても、仲間の歌を歌い、卒業解散LIVEは終わった。

菜々)「終わったな…舜、ありがとうな…」

優)「俺も舜がいなければ…」もう言葉にならなかった。

舜)「みんなありがとう、阿弥、奈和、徳本、くわっちさん、玲奈さん、MUSEの皆さん、僕らの解散見届けてもらいありがとうございました。みるねぇも帰ってきてありがとう」と深々と頭を下げた。

skeの歴史は3年で幕を閉じた。

その後、舜は大阪の大学に入り、自分のお店を手伝った。音楽とはしばらく離れていたが、美優紀が大阪でミュージシャンてして活動し始めて状況は変わった。
阿弥は連ドラが始まり女優としての仕事も始まった。

美桜は短大に通いながらHKT48に加入した。

菜々と優は同じ大学に行き、新たにバンドを結成した。

一番驚いたのは彩がスカウトされ、デビュー予定だった。

それぞれが新しい道を歩き始めたskeだった。

遠くにいても~第1章終わり~