琉球神界からのお呼びーその6 | 銀河の羅針盤

銀河の羅針盤

スピリチュアル・ヒーリング・アーティスト
天然石ジュエリー作家

 

の続き。

 

 

ユタの話でよく聞くのは、

ユタ以外の仕事が出来なくなること。

 

他の仕事をしようとしても体調不良を起こして退職せざる得ない状態になる。

他県に就職しても、同じことになり沖縄に戻される。などなど。

 

 

 

今の今まで、まぁそんなこともあるんかな〜大変だなユタは。

とか思ってたんだけど、色々思い返してみては、

 

『。。。あれ? あの体調不良ってそういうことだったんかな。』

 

と、我ながら遅すぎる気づき。笑

 

私は単に体が弱いコミュ障かと思っていた。

よく頭真っ白になって、訳わからなくなったりしていた。

 

働いている時に思っていることは、

『私はここで何をしているんだろう?』

だった。

 

何か、もっと違うことをしなくてはならない気がとてもして、

でも、その何かが全然分からなくて、その何かを探す日々だった。

 

 

 

ある晩に那覇にあるバーに呼ばれた。

まだ未成年で高校を卒業したばかりの頃。

幼馴染の男友達がそこでバイトをしていて、オーナーが会いたいということで呼ばれた。

 

 

確か元警察官のそのオーナー。

 

呼ばれて、挨拶をした後に向かった先は、どこだったか違う地域の閉店している喫茶店。

 

 

この喫茶店を借りたそのオーナーは、新しく喫茶店を開こうかとしていた。

 

そこで、霊視して欲しいとのこと。

 

一通り店の中を見て、『ここと、ここ。』と、どんな幽霊さんが居るかを話した。

その後に違う一軒家とアパートにも行って、従業員さんとも会って、色々相談にのった。

その頃はまだ見えているだけで、何が出来るわけでもなく、見えていることをそのまま話した。

 

沖縄では、霊がいないところを探す方が難しいくらい、あちこちに普通に居るから、

あんまり気にしても仕方がないと思うんだけど。

 

その後、数日経った頃に、オーナーの奥さんから電話があり、

喫茶店のお祓いをして欲しいとのことだった。

 

 

『いやいや。無理です。出来ません。 したことないです。』

 

と、はっきりと断っているにもかかわらず、

勝手に話が進んでいく。

 

 

最後の最後まで、『出来ない。お祓いのやり方知らない。』って言っているにも関わらず、

なぜか、またそこに行くことになった。

 

 

 

ひえ、、、、、変なことに関わってしまったな、、、と内心思いつつ、

とりあえず顔を出して、ややこしくなりそうだったらどうにか帰ってくるか。

でもなあ、、この流れは、神様関わってるなあ、、。問答無用で試されるか。。。

 

と思って顔を出しに行った。

 

 

オーナー曰く、

『ユタにお願いしたんだけど、この土地の持ち主からの依頼じゃないと出来ないって言われた。

なので、あっちぃ、お願い。』

 

いやいや、ユタに出来ないことがなんで私なら出来ると思うんだ?

 

 

と冷や汗が出る。

そして、逃げられる雰囲気でもない。汗。

 

 

『ユタからお供物とか色々聞いて用意してあるの』

 

と見せてもらったのは果物一式、平線香、塩、酒、etc

 

とりあえず、平線香の束を両手で持ち、数え始め、ここだ!と閃いたところで止め、

これだけの線香が必要と思う。

 

と話したら、

その線香の数がオーナーが聞いていたユタが示した数とピッタリ同じだった。らしい。

 

 

あー、うーん。

 

 

と、もうね、神様に丸投げしてあとは、神様のいう通り。という感じでお祓いスタート。

 

 

 

 

高校時代に母と写経した般若心経がめっちゃ役立ちました。

 

1時間くらい唱えていると、だんだん、集中力がなくなり、意識が散漫になる。

すると、線香を立てていたガラス製の灰皿がバッキン!と音を立てて割れ、

やべっ!と思って気を引き締め、唱え続ける。

神様ーそろそろ身が持ちません〜〜〜!っていう頃に、私が唱えている般若心経と重なるように

男性の声で般若心経を唱えている誰か、、、がいる。

 

うを!神様やっと助けてくれんのね。

 

と思って、何度か般若心経を繰り返した後にスッと空気が軽くなり、

お。そろそろ大丈夫か?

 

という感じにお祓い成功。

 

 

 

 

 

気休め程度かも知れないけど、とりあえず私も解放された。

 

 

次の日に仕事に行ったら、胃がめちゃくちゃ痛くなって、蹲っているところに店のオーナーが来た。

私が勤めていた喫茶店のオーナーが、前に書いた友達のお母さんで、ユタのおばさんの血縁だったかと記憶している。

 

『あっちぃ、大丈夫?

ユタのおばさんが、あっちぃ、なんか大変そうだけど、、、大丈夫か?と聞いていたので様子見に来たの。』

と。

 

『いやぁっっうん。。。大丈夫とは言えないかも?』

 

と答えたら、

『。。。だねえ。あっちぃも大変だねえ。仕方がないから明日から来なくていいよ。』

 

 

と仕事がなくなってしまった。汗。

 

こうやって、ユタ仕事するとユタ仕事だけするように追いやられていく。

ユタ仕事する人は、他では仕事が出来なくなるって、こういうことだったんだな、、と、

改めて感じた。(←今)

 

 

(しかし、私は忘れているだけかも知れないけど、ユタ契約してないんですよ。)

 

 

 

 

 

ユタには、ユタの会合っていうのがあって、そのユタが住んでいる地域一帯のユタが集合して、

近況報告なり、地域の問題点なりを話し合う会合がある。

 

 

なぜかそのユタの会合に呼ばれて、顔を出すことになった。

 

続く。

 

 

*この頃の私のいう神様は多信仰的な神さま。

神道の神々、仏教の神々、西洋の神々、琉球神道の神々、

それぞれがそれぞれのお役目をこなしていて、

その都度、必要な神様と繋がる。

 

photo by Keita Higa.