賞レース | カルビクッパの声がする

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M-1二回戦を見に行くため日曜だけど早く起きるつもりだったのに、気づいたら開演時刻を家で迎えてしまって目当てのさんさんずをみるのが絶望的になった。それでもアイス珈琲(キミガヨ)とママタルトが出ており、フランスピアノとういろうプリンさんが見たいなーと思ってオールスター後夜祭の録画を見ながら外に出る事が許される最低ラインの身支度と荷物で家を出た。

到着したらちょうど友達のクルスパッチのネタが聞こえてきてて、結構ウケててホッとした。M-1予選は、ホールから出るときはブロックとブロックの間じゃなきゃいけないのに、入るときはネタとネタの間ならオッケーなので、クルスパッチ終わりでホールに入った。浅草寺まわりは渋谷のキモいときくらい人がいたのに、5656会館には空席がところどころあった。
こちらはM-1脳なので、『浅草にいるのに予選見に来ないのキモいな』と思ってた。一回戦と違って外れがない。とは思う。たぶんほんとにズレてるかもしれない。でも自分にはめちゃくちゃよかった。

夢のカリフォルニアさんとノーガットラケット、ブリキカラスで超笑った。ぽんぽこさんはハプニングが起こったっぽかったがそれもよく、そういうネタかそうじゃないかをすっ飛ばして二人の関係性が漫才師として芳醇だった。ブーメラン学園さんとハナイチゴさんはめちゃめちゃ観入ってしまった。

そして出演者に劇団員、地方アイドルが居て、それ目当てのお客さんもチラホラいた。お笑いに関わる人口が増える事はお笑いが盛り上がってるように感じられて嬉しい。
でもお笑いライブ、不文律がたくさんあります。やたら空気読み度が大事だったりするんで、私語があったり前後の邪魔になる感じで移動してたり、はっきり言われてないけどもお笑いやる側からしたら明らかにダメだよな、って行為が目についちゃう感じ。やはりズレてるかもしれない。

THE Wの予選のことで指原さんが『お笑いのコンテストなんで配慮して』的なツイートがあり、リプライで『○○のファンは常識があるんで!』的なファンの反応があった。
アイドルオタクが常識はない、とは全く思わないし、ある程度年齢いってるひとほど自ずと常識は身に付く。なのでお笑いファンより年齢層が高いアイドルオタク(賞レースの予選に来る層と、賞レースの予選に出るアイドルを応援する層をざっくり比較して)は常識がある場合も大いにあるとは思う。

だがそうじゃない。常識の有無じゃないんだ。お笑いコンテストとアイドルライブで常識が異なっている。お笑いライブにも常識ががあり、アイドルライブにも常識があり、なのだ。だからといって一から説明しすぎるとややこしい。
結果、目当ての出演者に夢中なお客さんに不十分な説明、加えて『自分は常識があるから』という気持ちが、賞レースの平穏にヒビを入れてしまうことが起こりうる。
説明しすぎずにお客さんに同じ空気を作るよう導くのは本当に考えていかなきゃいけないし、出来るだけたのしくそうしたいものだ。

(こういう時に『そういうのも含めて賞レース』という意見が来ることもありますが、お客さんが盛り上げようぜ!って気持ちがあってもいいと思います。)

激アツライブ

11/7(水)『すだちマッカーサーYes!』
開場19:10/開演19:30
チャラデ阿佐ヶ谷
街裏ぴんく、サツマカワRPG、Yes!アキト、小林ぼっち、いつもの二人
ゲスト:ミヤシタガク、石出奈々子
前売1500円/当日1800円

【前売料金で入るには】
Twitterや
yes.akito.live@gmail.comへの連絡で
ご予約できます。ぜひ。