続き。






さて、ここで類先輩にオリカクの2杯目をオーダー☆

2杯頼んだので、これでまた1枚生写真を引くことが出来ます( ´艸`)



「翼の写真は引いたの?」


類先輩が私に尋ねてきます。


「うん、引いたよ~!」

「だから余裕なのかw」


うん、それ、否定はしないw




類先輩が生写真を裏側に向けてずらずらと並べ持ちます。

その中から1枚をチョイスし、

まずは自分で見ないでみんなに見せてます。

私が引いた写真を見たみんな、


「おぉーっ!」


と声を揃えて大合唱。

え?なんなの?みんながそんな風に言っちゃう人って…誰でしょう?


自分で表にして見てみると…


(」゚ロ゚)」おぉ(。ロ。)おぉΣ(゚ロ゚」)」おぉ「(。ロ。「)おぉ


まさかの…



翼くんですw

なんでしょう、ダブっちゃうなんて贅沢な状況w


確かにこりゃみんなが声をそろえる訳ですw





こちらが2杯目の類先輩作、オリジナルカクテル☆


BL三昧-DSC_1531.JPG
白いのぉ~☆






そうしていると、カウンターの中にいたはる先輩と目が合いました。

しばらく見ている(?)と、はる先輩がこう言います。


「何か頼む?」


目が合っただけでオーダーを取るとは…

仕事の出来る人です。

でも、別にオーダーしようとしていた訳ではない私たち。

ちょっくらみんなで相談します。


それを見ていたはる先輩、一斉に相談し始めた私たちを見て、

笑いながらやってきました。


「目が合ったから何か頼むのかな?って」

「見つめてただけですよw」


私たちがそう言うと徐に手を差し出すはる先輩。


「じゃぁ、拝観料」


やだ、お賽銭がいるの?w








そうこうしているうちに、もうラストオーダーの時間です。


「ラストオーダーだけど大丈夫?」


そう言われた私たち、

今こそ、みんなで相談です。


すると…


「ポッキー頼んでもいい?」


そう切り出したのはこたちゃん。


「いいよぉ~!」

(≧з≦)


執事ポッキーで締めくくりです!


一体、どんなカップリングにするんでしょう?



オーダー主であるこたちゃんは色々悩んだ挙句に、


類(攻め) × 昇(受け)


での執事ポッキーに決定!






王様椅子に場所を移し、

執事イベント締めくくりのポッキーが始まります(*゚∀゚*)!







類先輩のポッキー…


成功するかお笑いになるか、チト心配w







ではでは…


よ~~~い、スターーーート!!!!














執事長の一条は、部下の赤城木の日頃の態度に不満を持っていた。

幾度となく気に止めていたが、今回は控室に呼びだし、執事たるものの仕来たりを指導することにした。



「お前の最近のお坊っちゃまに対する態度がなってない!」

「…はい…」

「わかってるか?」

「はい…」

「いいか?お前は最近、目に余るところがある」

「…」

「この池学家の仕来たりを教えてやるから、心して学ぶように!」

「はい…」

「いいか?」

「はい…」


一見素直に聞き入れているような赤城木だったが、

一条からすれば納得のいかない部分ばかりが目についてしまう。


「……目線が高い!」


一条のその言葉に視線を下へ反らす昇。

しかし、一条は虫の居所が悪いのかイライラを隠し切れてはいない。


「目線が高い!」

「……」

「目線が高い!」


何度も言われた赤城木は、仕方なくその場に片足を付き、膝まづいた。

そんな赤城木に対して、一条はジリジリとにじみ寄り、見下したように話し出した。


「お前は…入れたことはあるのか?」

「はい!?」


あまりに唐突な言葉に赤城木は聞き返した。


「お前は入れたことはあるのか?と聞いているのだ」

「…いえ…」

「そうか。入れたことはないのか。では、私の事を満足させてみろ」


そう言うとすぐ近くの椅子に腰かけ、赤城木に近くへ来るように促す。

言われたままに近寄る赤城木は、じっと一条を見つめた。


すると、急に一条は視線を反らす。


「お前のその目つきは何だ!反抗的なその目が許せん!」

「・・・・・・はい……。申し訳ありません…」


少しの沈黙の後、口を開いたのは一条だった。


「私の事を満足させてみろ」


その言葉と共に一条は赤城木を引き寄せると、徐に唇を奪った。

上から覆いかぶさるように唇を塞いだ赤城木は、

抱えられるように強く抱きしめられていた。


仕来たり指導と言う名の、

強制的な快楽誘導への道のりが今始まったのだった…。






――END――





∵ゞ(≧ε≦o)ぶっ


これ、実はこんなにすんなりな感じじゃなかったんです!


個人的には「池学家」と言われた瞬間に噴き出したんですがw、

類先輩の途中の命令口調がどうもおかしくて、

ミケ子がうっかり『殿…』と言ったら最後!

どんどん類先輩は殿様っぽい口調でポッキーを続けると言う結果に!www


これがおかしいのなんのって!

( *´艸)( 艸`*)ププッ



ほ~ら、やっぱりお笑いになっちゃった!w


ってな勢いでしたw







やっぱり二日間通じてTHE☆執事賞(え?)は昇くんですね!

立ち居振る舞い、本当に完璧でした!!!(〃艸〃)


ダメよ?某コンセプトカフェからスカウトされても行っちゃ!!!wwww






締めくくりに楽しいポッキーを見ることが出来て、

とっても大満足な執事イベント二日間でしたとさ☆





おしまい♪




(*´∇`)ノシ マタネ~♪