続き。
お揃いのパジャマを着たはる先輩と類先輩がやってきました。
「シチュエーション決まってる~?」
はる先輩が類先輩にストーリーを解説します。
流れを色々聞いた類先輩、
ストーリーがいまいちまとまらないご様子。
すると、
「つまり、誘い受け」
と一言はる先輩に言われて、
「あぁ、わかった!」
と納得w
なんかどうしても誘い受けになっちゃうんだよなぁ~w
でも好きなんだから仕方ない!
そう…
誘い受けをオーダーしたのですよ…。
まぁ、結果はこの後、色々わかるのですがw
「今回上手くいくかどうかのポイントはさぁ、俺がいかに可愛く出来るかどうかにかかってるよねw」
いつだってあなたの出来栄えにかかってる気がしますけど?w
「10年前の俺を思い出して頑張るわ…」
そう言って、私たちの座っていたソファー席に座り、
一人イメージトレーニングを繰り返す類先輩。
「10年前の俺…10年前の俺…」
「そう、まだ他人を疑わなかった可愛かった自分を思い出してごらん?w」
「うん…10年前の俺…」
もう、呪文のようですw
はる先輩は部屋へ入ってくるという状態からのスタートです。
心構えが出来たようなので、ここらで始めましょう!
よ~~~い、スターーーート!!!
寮の類の部屋へやってきたはる。
類が用意していたお揃いのパジャマに着替えるように言われ、渋々着替えて部屋に入ってきた。
「おっ!似合うじゃん!」
「えぇ…」
「いいよいいよ!」
「お揃いとか…嫌だよ…」
「なんで?」
「だって…」
「なんで?いいじゃん」
「……」
「え…嫌なの?」
「嫌ってわけじゃ…ないけど…」
「嫌がってるじゃん」
「嫌がってはないってば」
拗ね始めた類のご機嫌をとるように、
はるは類の隣へ腰を下ろした。
「いつもお揃いが嫌だって言うからパジャマならいいかな…ってせっかく買ってきたのに…」
「……」
「なんか言うことあるでしょ?」
「…ありがと…」
「もう!全然気持ちが入って無い!」
「そんなことないって」
「もういい…」
「なんでだよ」
「もうしらない…」
「ありがとう。ほら、ちゃんと着てるんだからぁ…」
「もういい。しらない」
「なんでだよぉ…」
プイっと横を向いてしまった類の機嫌を取ろうと、
はるは類のすぐ横へすり寄り、
こちらを向かせるように話しかける。
「ねぇ…じゃぁ…する?」
「やだ!そんな気分じゃない!」
「いいじゃん」
「やだ。もうしらないっ」
「いいじゃん、ほら」
押し倒すように類を覗き込むと、はるは類の足をベッドへ持ち上げ、
自分に有利な体勢に座らせる。
仲直りと言わんばかりに、はるは類に顔を近づけてゆく。
どんなに拗ねていても、類にはやっぱり惚れた弱みがあった。
嫌がる裏には照れ隠しのはるがいる。
そんなはるが自分の機嫌をとろうと迫ってくる姿に、
愛らしささえ湧いてきていた。
お互いが唇を重ねて強く抱き合った時、
せっかく着ていたお揃いのパジャマだったが、はるには邪魔なものと化していた。
類の裾から手を探り入れ、パジャマのズボンに手をかける。
「ちょっと!!ダメ!ダメだってば!!」
「いいじゃん」
「ちょ!!!いやっ!!こら!はる!!もうおしまい!おしまい!!!」
急に仲直りで攻め始めたはるの行動を簡単に受け入れるのは忍びなく、
嫌がる態度で受け入れてゆく類がここにいた…。
――END――
∵ゞ(≧ε≦o)ぶっ
はる先輩、ガン攻めだからwwww
本当に脱がされちゃうんじゃないかって勢いのはる先輩に、
類先輩は真剣に拒否ってましたw
そして、
いつの間にか可愛く誘い受け~なんて体は無くなっていましたw
類先輩、受けの時って大体…
拗ねちゃうんだよねぇw
それはそれで可愛いけどw
( *´艸)( 艸`*)ププッ
「途中で類がさぁ、拗ね始めちゃって、小さい声で『誘い受け、誘い受け』とか言ったんだけど、全然聞こえてないんだよー!w」
はる先輩は軌道修正を試みてくれたのねw
まぁ、話が変わっちゃうのはそれはそれで、
生の醍醐味ということでヨシです!(*・∀-)b
二人が抱き合ってたソファーから立ちあがると…
ひろみちゃんが持参したぬいぐるみが下敷きになっていたことが判明。
「あ…犯された後みたいになってる…w」
はる先輩が呟いてましたが、
広い意味で犯していたのははる先輩ですw
やっぱりパジャマのポッキーって萌えるわ…
ってか、
普通にベッドシーン前提だもんねwwwww
さて、
実はこのポッキーの最中にまさかのオリジナルカクテルが運ばれてきたのです!w
ポッキーを見ている私たちに、そ~っと近付いてきた一馬くん、
「飲みながらどうぞ」
というセリフを呟いていたのですが、
ポッキーのセリフよりそっちのセリフに耳が行ってしまって…
途中がなんだかよくわからなくなったというw
これも、生の醍醐味ですなw
その運ばれてきたカクテルがこちら!
さて、このカクテルの色を見た時に、
あ…
と私は思ったわけです。
それは…
この赤さ。
これはどう見ても赤ワインの赤さ…。
赤ワインはホワイトニング中の敵です。
でもまぁもうすぐ終わるんだけどねw
一口飲んでみます。
美味しい~けど、
やっぱり赤ワインだと思うーw
そこへ一馬くんがやってきました。
「どう?」
「ねぇ、これ、赤ワインベース?」
「うん、そう」
「私、ホワイトニングしてるんだってw」
「あーーーっ!!!ごめん!作りなおす!!」
「いいよいいよ、もうすぐホワイトニング終わるし」
「いいって!作りなおす!」
「大丈夫だから、これくらい」
そう、私たちは時計の針も気になっていたのですね…。
ひろみちゃんの乗りたい電車の時刻なんかを計算しつつ、
お会計をしてもらう話になりました。
鞄を出そうと荷物を置いていた場所を見ると…
!!!!
肝心なことを忘れていました!!
類先輩に沖縄のお土産を渡していないではありませんか!!!
慌てて類先輩にお土産を渡す準備をします。
そして…
そう!以前に書いた一人だけ違うお土産が入っているのは…
類先輩( ´艸`)
どんなリアクションがくるかしらw
「忘れてたよ!これ、沖縄のお土産!ルイルイだけ中身違うんだよ!」
「えー!マジで!ありがとう!」
「こっちはお菓子とかでみんなと一緒だけど、こっちが違うの」
「うわー!」
ずっしりと重い袋をほどき、中の包装紙を開けていきます。
でも、ネタ的なものなので、あんまり期待されると気の毒(;^ω^A
「あんまり楽しみにして開けないで?w」
「えー、でもこれ、俺だけ特別なんでしょ?」
「うん、そうだよ」
「俺だけなんでしょ?」
「うん」
「俺ね?そういうの…嫌いじゃないwww」
ニコニコしながら袋を開けた類先輩。
中から現れたのは…
しょうゆ漬けになった豚の顔の真空パックw
どちらかというとグロテスクとビックリを兼ね備えた飛び道具的なお土産ですが、
類先輩は意外な反応。
「へぇ~!凄いね!これ、美味しいのかなぁ?」
なんだかルンルンしてるwww
「どうやって食べるんだろう?うわ~!食べたら絶対感想言うから!!!」
あれ?喜んじゃったw
やっと今日いる全員にお土産を手渡し、
私服への着替えも終わったころ、
お会計もやってきました。
ひろみちゃんと涼はもう帰る準備を進めていますが、
なんだか名残惜しい気持ちの私。
終電まではまだ本当なら時間もあるし…
二人が急いでいるのに足手まといになってもいけないし…
お会計がやってきてますが、ここである決心をします。
「あと30分、残るわw」
「あそ?分ったw」
一馬くんにもう一度伝票を預け、
延長30分付けた金額で再度持ってきてもらいます。
お支払いを先に済ませ、
一足先に下校のひろみちゃんと涼をお見送り。
ε(*´・∀・`)з゙βуёβуё"ε(´・∀・`*)з
「私一人だし、カウンターに移るよ」
「ほんと?分った~。じゃぁさ、カクテル作りなおすよw」
そう言って一番ドアの近くのカウンターに座った私。
ここ、久しぶりに座ったわぁ~。
そして、
30分単品登校になった私に再度出てきたカクテルがこちら!
「飲んでみて?」
作者の一馬くんが目の前で待っています。
口に含んでみると、爽やかで、甘さ控えめな美味しさが広がります。
「わ!これ、美味しい!」
「良かった~!」
「これは何がベースなの?」
「白ワインだよ~」
「うん、これ美味しい!好み!」
「あ~良かった~」
うん、面倒だったと思うけど、
作りなおしてもらって良かったです♪
少しずつこのカクテルを堪能しながら、
最近ハマっている携帯ゲームをし始めた私w
そんな時、目の前に類先輩がやってきました。
「なんのゲームしてるの?」
「これね、『にゃんこ大戦争』っていうゲームで、今ハマってるんだよねぇ」
「ゲームってハマると大変だよな…」
ここからゲームの話しに。
「俺もゲームに超ハマってて、4種類くらいやってるの」
「え?それ、忙しくない?w」
「忙しいよ!あっちやってこっちやってw」
無駄な忙しさw
「俺と付き合ったらつまんないと思うよ~」
「なんで?」
「だって、ずっとゲームしてるもんw」
うわ、それ嫌w
「楓とかと旅行行っても、ずっとゲームしてる」
「えぇ???なんで?観光とかしないの?」
「しないよ~。泊まったところでぜーんぶやってくれるじゃん?だから、自分でやらなくていいからその分ゲーム出来るもんw」
「そういう発想なの?w」
「そうw家でゲームしてたら食事もしないけど、旅館とかで食事が運ばれてきたら、目の前に来たから食べるか~って」
そこまでどっぷりな生活…私には出来ないw
類先輩にゲーマーなイメージ全く無かったんだけど…
なんだかイメージ変わったわw
ゲームの話しなんぞをし終わって、
見渡せばイケガク内はすっかり深夜ムード。
在校生同士5人で重なりあってドアの所で写真を撮ったりしています(この写真は公式に載ってましたね)。
すぐ横で見ていると、なんとも本当の学校みたいに盛り上がってます。
その中に一馬くんもいるのですが…
どうもまだ卒業しちゃうなんて想像がつきません。
卒業間近の楽しい思い出づくりに見えてしまって、
なんとなくしんみりした気持ちになったのお押さえつつ、
今日の下校の時間を迎えるのです。
先生に下校を伝え、
みんなにお見送りされて、ドアの外へ。
一番下まで降りた時、
「○○ー!(←本名)、バイバーイ!」
そう呼ぶのははる先輩です。
その声を聞いて類先輩まで
「○○!じゃぁね!」
言い始めますw
「恥ずかしいからwww」
そう私も言いながら手を振って、
楽しいイケガクを後にしましたとさ☆
おしまい☆
今夜は…二日目の日記に突入します!
が、
恐ろしいことが起こってしまっていて…
書けるかしら…という状況(=д=。)
はぁぁぁぁ・゜・(PД`q。)・゜・
(*´∇`)ノシ マタネ~♪


