アクセス解析により、
割るとくくるの違い
を求めている方がおられることが判明しましたので
説明いたします。
まず、「くくる」というのは、
因数分解のところで出てくる言葉です。
たとえば、
x^2+xを因数分解すると、
x^2+x=x(x+1)
となりますが、このように因数分解することを、
「xでくくる」といいます。
つまり、『「x」と「ある式」の積』の形に因数分解することを、
「xでくくる」というわけです。
そこで、
「くくる」と「割る」との関係ですが、たとえば
x^2+x=x(x+1)
の場合、
右辺のx+1は、「x^2+xをxで割ったもの」という関係があります。
『「x」と「ある式」の積』の「ある式」を求めるために「割る」わけです。
まとめると、
「xでくくる」という操作は、
1.もとの式(x^2+x)をxで割って、x+1を出す。
(x^2+x)÷x=x+1
2.「出てきたx+1」と「x」の積を書く。
x(x+1)
という2つの手順からなる操作であり、
「割る」は、「くくる」を実行するための、一つのステップである、
ということになります。
式の形でまとめると、以下のようになります。
x^2+x=x(x+1) とは、
x^2+x
x^2+x=x×―――― ということである。
x
このように、「割る」と「くくる」は別物です。
「くくる」は因数分解のこと。
(ですから、x^2+x=x(x+1) のように右辺でxは残ります)
一方、「割る」では、
(x^2+x)÷x=x+1 のように右辺でxは消えます。