アダルトチルドレンにかきらず、頑張りたいのにやる気が出ないという方は多くいらっしゃいます。
特にアダルトチルドレンの方は無気力、無関心という傾向を持っている場合があります。
自分が何をしたいのかが見えず、やる気がおきないというケースです。
これは、幼少期に成功体験や失敗体験が少なく、自分に何ができて何ができないのかが分からず、不安が強くなってしまうからです。
不安が強いと、成功させるための活力が出ず、無意識的に無関心を装うこととなります。
人は、成功と失敗を繰り返しながら成長していきます。
また、成功した時の喜びも同時に学びます。
失敗した時は、そこから立ち直る方法も学びます。
幼少期にこれが少ないとどんどん失敗できない状況に自分を追いやってしまいます。
大人になれば更にそうなると思います。
子供の頃の失敗と大人になってからの失敗はデメリットの量が増えることが多いからです。
では、大人になっても無気力でやりたい事が見つからない場合はどうしたらよいでしょうか。
無気力でやりたい事が見つからないというのは、自分が出来る事が見えていない、又は計り間違っていることがほとんどです。
それは、失敗や成功が少なかったため、自分の力が分かっていない状態です。
これを脱却するためには、デメリットの少ない失敗をしてみることです。
大人の場合、失敗といえば仕事に関してが多くなると思います。
多大な損失を出すようなことでなければ、どんどんチャレンジする事が大切です。
そして、大抵の場合、自分に回ってくる仕事というのは、その人が出来るであろう仕事がほとんどです。
客観的に見て到底無理な仕事は会社や上司も振る事はそれほどありません。(無茶振りなものも在りますが。。)
そのような中で、成功や失敗をしているうちに「自分がやりたい事」が見つかっていきます。経験から自分が楽しい事、やりがいがあるものを見つけられるからです。
やりたい事が見つかればやる気も自然と湧いてきます。
「やる気が出ること」=「やりたい事」でもあるからです。
まずは、失敗を恐れずにチャレンジしてみてください。
周りの人を頼ってもかまいません。
人から文句を言われても自分を信じてください。
きっと成功する時が来て、自分も周りも満足することにつながっていきます。