ソニー ワイヤレスリアスピーカー SA-RS3S | S君のおうちホームシアター

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前々回、ソニーのサウンドバーHT-A5000についての記事を書きましたが、ご存知の通り、Aシリーズのサウンドバーでは、従来から付属していたワイヤレスサブウーファーが別売となりました。同時にワイヤレスリアスピーカーも別売となりました。



かつて、ソニーはワイヤレスサラウンドなんていうワイヤレスリアスピーカーのシステムを導入しておりました。



ところが、STR-DN1080にて採用を見送ったことで、このワイヤレスリア規格はオワコンに🤣



ワイヤレスリアスピーカーが標準装備のHT-RT5も同様にこの規格を採用せず。HT-Z9Fに至っては、専用のワイヤレスリアスピーカーSA-Z9Rがオプションとして用意されたことで、こちらも不採用😂



ワイヤレスリアスピーカーについては、ヤマハと同じく、ソニーも苦戦していたのではないかと思われます。



2021年の新製品発表時に、ソニーはまたまたワイヤレスリアスピーカーを新規に用意しました。それがSA-RS3S。後にSA-RS5が発表されて、ソニーの新型サウンドバーのワイヤレスリアスピーカーは2機種が用意されました。



既に、サウンドバーはHT-A5000を選択したため、ワイヤレスリアスピーカーについてはコストをケチるためにSA-RS3Sを選びました。



SA-RS3Sは、HT-A7000の発表と同時にオプションとして用意されたワイヤレスリアスピーカーで、単体では動作不可です。当たり前か😅



スピーカーユニットは、SA-Z9Rのフルレンジから2Wayに変更されています。そして、このスピーカーはHT-Z9Fとはワイヤレス接続不可です。大事なことは言いましたよ😃



つまり、HT-Z9Fと接続できるワイヤレスリアはSA-Z9Rのみだということです。



ソニーのワイヤレスリアスピーカーなんですが、フルデジタルのワイヤレスリア規格に限れば、ワイヤレスサラウンドが第1世代、HT-RT5やHT-Z9Fのような独自規格が第2世代なら、今回のワイヤレスリアスピーカーは第3世代にあたります。



第3世代にあたるワイヤレスリアは、SA-RS5とSA-RS3Sがあって、SA-RS5はバッテリー内蔵、イネーブルドスピーカー搭載、とSA-RS3よりも上位の位置付けなのですが、SA-RS5ではイネーブルドスピーカー搭載によって、左右リア、サラウンドバックないしハイトの合計4ch分の音声をサウンドバーとやり取りしているため、2ch分の音声をやり取りするSA-RS3がSA-RS5よりも劣る、というわけではないのです。



特にSTR-AN1000は、SA-RS3と組み合わせることで天井スピーカーを利用することが可能になり、SA-RS5で発生する天井スピーカーを利用することが出来ないという事態が避けられます。



2機種のワイヤレスリアスピーカーは単体ではただの箱ですが、対応AVアンプないしサウンドバーとワイヤレス接続することで、360SSMに対応します。




個人的にソニーのワイヤレスリアは、サウンドバーないしAVアンプの特性によって、SA-RS5かSA-RS3Sかのいずれかを選ぶことになるかと思います。



STR-AN1000、HT-A7000/5000であればSA-RS3Sが安いのでオススメ。HT-A3000、HT-A7000/5000で4chリアにするのであればSA-RS5を選ぶのがベストかと思います。



但し、SA-RS3Sにはイネーブルドスピーカーが搭載されていないため、STR-AN1000と接続する場合は天井スピーカーないしイネーブルドスピーカーが別途必須で、HT-A3000の場合はオプションとしてはオススメしません。