miniDSPを触り始めた初期、miniDSPは必ずPC-本体間を結線しないとセットの編集ができないと思いこんでいたんですよね。断線するとUIが空っぽになっちゃう所から。
しかし、この左側ペインの [Templete Devices]というところで、[Flex Eight](DLの付いてない方)を選べば、オフラインでも調整や編集ができることが判りました。オフラインでもちゃんと以前の設定が残っているんです。
今はそこを利用して、色々とスキームを定義しています。
miniDSP consoleは、Presetsが4種しか無いところが地味に不便、不満です。
DSP-408は6種類も有りましたからね。やっぱり余裕がありました。
私の使い方では、Alpha, Beta, Gamma, Upsilonの最終バージョン(これだけで4種)、加えて「Testing」と、フラットに出力して他のスピーカーを楽しむ[Ext]と、ちょうど6個のスロットが埋まる感じでした。
しかし、どのみちPCからのインポート、エクスポートも頻繁にやりますので、これでも大きなUXの低下はありません。
私がまずやってみた事は、DSP-408の中にあったGamma用のセッティングを、そっくりそのままFlexEightへ移植したことです。何も変えずに。色々出来るんだけれどあえて変えず。そっくりそのまま。
ゲイン、クロス周波数、フィルタ係数、ノッチ、シェルビング、傾斜、Q・・・何一つ変えていません。
原理的にはminiDSPを結線してそれを転送すれば、今すぐにでもGammaは鳴り始めるはずです、全く同じ音で。
(まるで結線していませんが)
miniDSPの地味にデグレードポイントは、PEQとXoverの内容を一緒のカーブで同時に見られないところですかね。DSP-408はイコライジングの様子とクロスフィルターが同時に掛かった様子を見られましたからね。
たとえばこれがGammaの7ch, 8chのPEQなんですが:
これのフィルタリング(Xover)は、戻ってCROSSOVERから行かないと見られないという。
逆に、miniDSPの良いところはLow・Mid・Highのクロッシングの様子をオーバーレイで見られる所ですかね。DSP-408は個々のドライバー毎の特性図でした。DSP-408よりアプリの作業領域も広いので、そこは快適です。
あと数日以内に、なんとか結線して、実験までは持っていきたいと思っていますが時間の捻出次第です。。。
。。。というか、本当は寒いからやる気にならないの。。。