「苦手な食材、アレルギーなどはありますか」
と聞かれますが
なんでも食べるし
しかもよく食べるし
アレルギーも今のところ一切ありません
ヨーロッパにいると特に
宗教上の理由で豚肉が食べれなかったり
自分の主義でベジタリアンだったり
ナッツアレルギーや
日本にいた時はあまり聞いたことのなかった
アレルギーが存在するので
興味深いです。
先日
立て続けに2回足を運んだのは
グルテンフリーのレストラン
その名も「No Glu」
フランスで唯一
ミシュランで日本人シェフで二つ星を獲得しているレストラン
「Passage 53」と同じ
古いショッピングアーケード内にあります
「No Glu」
住所: 16 Passage des Panoramas 2区
電話番号: +33(0)1 4026 4124
No Glu=no glutenとのことで
このレストランでは
グルテンが含まれる食事のメニューはなく
ヨーロッパには
グルテンアレルギーの人が結構いるみたいで
オーナーのマダムもグルテンアレルギーで
このお店を始めたそうです。
そもそもグルテンとは
小麦の生成成分のタンパク質のひとつで
パンのもっちり感や麺類のコシは
グルテンによるものなのだとか。
私はグルテンアレルギーでもないし
そもそも、グルテンというものがなんなのかも
よくわからなかったので
数年前に「No Glu」がオープンして話題になっていても
いわゆる、bioブームというか
ナチュラル志向のブームに乗って話題になったレストランだと思っていて...
いくら体にいいと言われても
お肉大好きだし
味が薄いものは物足りないし、で
このレストランには興味がありませんでした
久しぶりに会う友人が予約してくれたのが
このレストランで
初めて足を運ぶことに
お店の一角には
グルテンフリーのパスタなどの食材も
売られていました
お店を任されているシェフは
日本人の柳瀬充(みつる)シェフ
まだ20代だそうです~
20歳そこそこでパリに来たということでキャリアは長く
エリゼ宮という
サントノレ通りにある首相官邸からすぐの立地にある
「Hotel Bristol」にある三ツ星レストランで
かの有名シェフEric FRECHONの下で長く働いていたそうで
以前あるイベントで同席したことがあったのですが
こちらのシェフだとは知りませんでした~
ワインの種類は多くありませんが
自然派ワインで厳選されているとのことで
この時はグラスで白ワインを注文しましたが
なめらかな口当たりですが強すぎない果実味がしっかり立っていて
美味しかったです
前菜には二人ともホタテのカルパッチョをオーダーして
メインにはそれぞれ
牛肉タルタルとラザニアを
パンがモチモチしていて美味しくて~
カウンターでお食事していたので
すぐにシェフに話しかける私
パンはもちろんグルテンフリーで
ひよこ豆、タピオカともう一種類なんだっけ
の3種類の粉を小麦粉の代わりに使って焼いている自家製なのだそうで
お食事中に
レジの横に売っているこのグルテンフリーのパンが
どんどん売れていました
グルテンアレルギーの人達以外にも
グルテンフリーのお食事は近年注目されているとのこと。
グルテンを取りすぎると血糖値が上がり
結果、インスリンが過剰に分泌されて脂肪を溜め込み
太りやすくなるそうなので
グルテンフリーのお食事は
ミスユニバースなどに出場する人や、女優、モデルさんなどが
グルテンフリーの食事でダイエットに励むそうで
美意識の高い人達にも人気なのだそうです
私はダイエットもしていないし
ミスユニバースも目指していませんが...
お食事の色どりが綺麗でとても美味しく
美味しい上に健康を保てるなら
「No Glu」でのお食事はとてもいいかも~と
すっかりお気に入りのレストランとなりました
添えられていたナイフは
いつかは欲しいと思っている「9.47」のナイフでした
「9.47」は
フランスの星付きレストランでよく見かける
テーブルナイフのブランド「Perceval」の「9.47」モデルで
お魚類にもお肉にも使えるというナイフ
やはり、欲しいかも~
レストランの斜め向かいには
パンやガトーの持ち帰りが出来る
「No Glu」持ち帰りカウンターのみのお店があり
先日紹介した「Cafe KITSUNE」では
この「No Glu」のスイーツを堪能出来ますよ
→Maison KITSUNEのことはコチラ
美味しく楽しいひと時を
過ごすことが出来ました~