アメリカに住んでたオレにゲネプロ(ゲネラルプローベ、Generalprobe)と言うドイツ語は馴染みがありませんでしたが、もう慣れました笑


今日は昼ゲネ&夜ゲネの二回でした。乗り番は昼、昼と夜でキャストが交替してのゲネでした。


ピットのミュージシャン(15名)もレギュラーとサブ(エキストラ)がいます。なので、レギュラー/エキストラ半々ぐらいで昼夜交替して演奏でした。


なので夜ゲネ一幕を聴いて、海外の音響チーム+日本スタッフの作り上げたサウンドを初めて客席から聴けました。昼ゲネを聴いていたレギュラーメンバーから「ぶっちゃけ音いいです、正直ビックリしました」と。またオケのサウンドがする所とバンドのサウンドがする所のコントラスト、メリハリまで作り上げているとのレポートを受けたので楽しみにしていました。


普通に聴いていたら15人とは思わないし、その内のパーカッション2人が別室からモニターで演奏してるのは絶対解らないと思います。今年のニューヨークのトニー賞も、オーケストラは劇場から20ブロック離れた場所からの遠隔でした。音響技術のさらなる進歩、「生音、生音楽は何か」というテーマがある中で、この厚みと奥行きのあるサウンド作りの技術は刮目する所があります。


今日は、幕間休憩で、音響スタッフが初日メンバーでもう少し音作りをしたいとの事で二幕から交替して演奏しました。


プレビュー公演は基本、パフォーマンスですが、毎回終了後に様々な修正を入れて本公演に備える訳です。


でも今日の初通しから世界は既に表現されています。これから深まっていくのが楽しみ♪