私は例え観光地と呼ばれる都市に行ってもいわゆる観光名所には殆ど行かない人種である。
旅な生活を10年も続けるといわゆる「土地の名産、名物」というよりはその地でフツーにフツーの物を食う方がその土地の特色や地域色などが言葉や雰囲気、風習を通して解るものだ。
勿論、行く先々で知り合いがいると色々気合いを入れて歓待してくれる。その気持ちはスゴく伝わり、心暖まる思いがすると同時に逆にそれを通して自分が観光客気分になる。
一昨日熊本で食べた馬刺しはしかし一級品だった。そして仲間内でワイワイ普通の会話を普通に気兼ねなくやったから愛すべきフツーな雰囲気の中に名産品を楽しむことが出来た。
昨日島原を散歩してフラッと入ったのはフツーの居酒屋。どこにでもある居酒屋メニュー。フツー。もっと気の利いたものを出す店は一杯ある。
でも肩荷を下ろしてリラックスするにはこういうフツーの雰囲気以上のものはない。今日はリラックスしてフツーの物をフツーに食べた。その心地よさ、フツーな物が持つ奥深さ、これは大人になって初めてわかる感覚だと思う。
音楽でもそうだ。Super, wonderful, amazing, splendid, unbelievableなんて言ってみても、そういう形容詞は例えば、シブ味がかったいい男が眼光鋭く、噛み締めるように発する「good」の重み、奥深さの前にはすべて光を失う。
goodの素晴らしさ。これがわかれば大人だね。
旅な生活を10年も続けるといわゆる「土地の名産、名物」というよりはその地でフツーにフツーの物を食う方がその土地の特色や地域色などが言葉や雰囲気、風習を通して解るものだ。
勿論、行く先々で知り合いがいると色々気合いを入れて歓待してくれる。その気持ちはスゴく伝わり、心暖まる思いがすると同時に逆にそれを通して自分が観光客気分になる。
一昨日熊本で食べた馬刺しはしかし一級品だった。そして仲間内でワイワイ普通の会話を普通に気兼ねなくやったから愛すべきフツーな雰囲気の中に名産品を楽しむことが出来た。
昨日島原を散歩してフラッと入ったのはフツーの居酒屋。どこにでもある居酒屋メニュー。フツー。もっと気の利いたものを出す店は一杯ある。
でも肩荷を下ろしてリラックスするにはこういうフツーの雰囲気以上のものはない。今日はリラックスしてフツーの物をフツーに食べた。その心地よさ、フツーな物が持つ奥深さ、これは大人になって初めてわかる感覚だと思う。
音楽でもそうだ。Super, wonderful, amazing, splendid, unbelievableなんて言ってみても、そういう形容詞は例えば、シブ味がかったいい男が眼光鋭く、噛み締めるように発する「good」の重み、奥深さの前にはすべて光を失う。
goodの素晴らしさ。これがわかれば大人だね。