今日は富山県小杉中学校のトランペットパートの指導をした。


この前の、私が外部講師として指導に行く長崎日大高校の九州大会進出で改めて思ったのが、「下馬評なんぞ当てにはならない」である。それを聞いて「フムフム」と言っている人間は、その下馬評の既成概念に囚われているだけだ。


世の中、前例がなければ、作るだけなんだ。自らの価値観に自信、というか信念のない人間が権威、下馬評、前例に縛られるんだ。


小杉中学校の子供達のサウンドもどんどんよくなっていった。色々「大人からしたら」難しい論理の組み立てに見えて、実は非常にシンプルなんだ。

キーワードは
具体的
試行錯誤

で、

それに依って作られた基準に照らし合わせ、比較して自分で価値判断をする事を積み上げる。それだけの事だ。


子供達が先入観なくそれを実行するだけで物事はガラリと変わるほどだ。


大人の物差しの枠内で物を考えたら奇跡なんてものは絶対に起こらない。そもそも、「奇跡」というものが大人の世界の作り出した常識の枠内で説明不能な事象なだけで世の中、それは実際は充分あり得る事なんだ。


その考えを信条とする自分自身が大人の既成概念の毒に当てられていた。修行である。子供達から学ぶ事は多い。


明日は福岡高校(富山県のね)。燃える時間を楽しみにしている。