「追憶」を観て思う歳の暮れ | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

録画してあった「追憶」を観た。

「追憶」の主題歌も映画音楽として聞くことがある。

何となく心に残るメロディだ。

 

時代背景は第二次大戦前後。

反戦活動の女子大生と学友の恋愛物語だが、そう簡単な物語ではない。

 

戦後の赤狩りなど、アメリカ社会、特にハリウッド社会を背景にした展開だ。

確か、チャップリンもこの中でスイスに移り住んだのではなかったかな。

 

自由な国「アメリカ」、民主主義の見本の国「アメリカ」と言う印象を持ちやすいが、アメリカの社会情勢もこんな「過去」があって「現在」があるということだ。

 

色々考えさせられる映画。

見た後、何となく気分が「重い」映画だった。

 

邦題は「追憶」なんだけど、原題は " The way we were”なんだよね。

英語の題名を「追憶」とした人には驚かされるね。

 

ちなみに、英語の"way"の使い方には次のようなものがあるけど、

 

"way I am"  今の自分(で、のように)

 

This is the way I am and I can't change.  これが今の自分だけど、変えようがない。

 

I'm just going the way I am.         私は私のままでゆく。 

 

You really do like me the way I am?    本当にこんな私が好きなの?

 

「追憶」の意味は、過ぎ去ったことを思い出すこと。

これを和英辞書で引くと、出てくる英語は、

"reminiscence","remembrance","retrospection","retrospect"

こんな難しい単語もあるが、"way"という簡単な言葉を使った言い方でも「追憶」と言う意味合いを持つ訳で、言葉の持つ深さを思う歳の暮れとなった。