大前研一氏の「2016年の経済見通し」がメモってあった。
・日本は「低欲望社会」と。
こんな社会は20世紀の経済学では扱えないと言う。
どういうことが起こっているのかと言うと、
①お金は経済に吸収されない
②過剰に投資された資金が、どこかに行ってしまう
こういう社会らしい。
企業の内部留保が350兆円にもなっている。
政府は、設備投資と賃金アップを指導するが…
クルーグマンは、2015年10月20日のNYTimes、Rethinking Japan
で、「流動性の罠」と語っている。
真面目に働いても生活は良くならない構造になっている?
20世紀の経済学では、対処方法はない訳ね?
さあ、どうするかだが…。
一方で、竹中平蔵氏の「歴史から学ぶ経済」と言うメモもあった。
・市場(民間)も政府も失敗する。
市場(民間)の失敗=自己責任
政府の失敗=国民にツケが回る
・市場を活用できるところは、市場に任せる
市場でできないところは、政府がやる
これが基本的な考え方
・規制で改革/緩和が進まないのは、反対する人が多いから
何故か?
答えは、「歴史」にその理由が隠されている。
『明治維新』
お上志向の代表的な出来事。
大久保利通を中心とする明治の近代化プロセス。
殖産産業を一手に引き受ける内務省を作り、政府に反対する人を取り締まる警察が、利権の集中となり、「政府」は絶対的存在となった。
「政府主導」=お上志向
竹中さんの言いたいことは、明治維新で達成された日本の近代化の経済基盤がそのまんま現在まで生き残っているということだね。
一言で言えば「中央集権」国家と経済体制だ。
歴史を学んで、世界的な視野を養うしかない様だ。
専門家だけでなく、国民自身も経済的な基本知識をね。
『川をのぼる』=歴史を学ぶ(源流)
『海を渡る』=世界を知る(視野)
『経済学の基本的な知識を国民が理解しているか否かで、社会のパフォーマンスが違ってくる』
『経済学者(専門家)』
・マクロ経済
・ミクロ経済
・財政経済
・経済学の社会教育(欧米にはあるが、日本にはない)
→「市場競争」と言う言葉への反応は、教育現場での拒否反応が高い
『日本は、レジリエントな国』(リジリエントとは、復元力)
→レジリエンス オーバー ストレングス
(強さより復元力が大事)