12月31日の除夜の鐘がなる時間に、2015年最後と言うか、2016年最初の「朝生」を見た。
2015年は国内も国際も、キナ臭いを通り越した物騒な動きの年だった。
戦未経験者が姿を消していくなか、この国の行く先を不安視する声も多い。
「一党多弱」なんて言うキャッチフレーズが毎度テレビやラジオで流れる。
「保守」と「革新」、2大政党制、変身共産党、地方再生、…。
夏の参院選を控え、政治情勢に動きがあるのか?
と言う、期待もあったが、何時もの顔ぶれだったし、議論も繰り返しという感じを強く持った。
全権掌握司会者の田原総一郎氏が、自論のニッポンの政党政策をまた披露していた。
自慢話が多い評論家だが、ニッポンは何故2大政党が定着しないかの解説。
英国は、「保守党」と「労働党」、米国は「共和党」と「民主党」の2大政党だ。
ニッポンは、「自民党」と「民主党」と言う2大政党の時代がくるやに思えたが、見事に民主党がその流れを絶った。
そんな政党史の事実から解説をしていた。
何度もテレビでも、雑誌でも披露しているから、今回何か新しいことがあるかと思ったが。
彼の解説では、政策の前提は「大きな政府」か「小さな政府」のいづれか。
英国の「保守党」、米国の「共和党」は「小さな政府」で、保守とも言われるが、政府の介入を最小限にした「自由競争」を前提にする。その結果、「自己責任」と言うことで、「格差」は容認される。
一方、英国の「労働党」、英国の「民主党」は、労働者、弱者側に立った政策で、社会福祉などに政策の重点が置かれる。
ニッポンはどうか?
実は自民党は「保守」でありながら、「大きな政府」の政策の政党と言う。
だから、「民主党」の政策も同じ様な政策になってしまい、「保守」への対抗勢力は、旧社会党や共産党の様に、「政策」ではなくイデオロギー色の強い左翼政党となってしまう。
結果、日本では2大政党が成り立たないし、政権交替も起こり難い。
政治評論的には、面白い解説だが、だから何だと聞きたい。
問題は、政権交替可能な「2大政党」を掲げて自民党を出て行った(出された)た政治家連中が、「保守」に対抗する「改革」ではなかったということだろうか?
政権交替を可能にする政党の最右翼は、未だ腐っても「民主党」だろう。
「民主党」の再生・復活のカギは何だろうか。
反自民、反保守とと言う多弱の野党連合では実現不可能だろう。
田原氏にも、名案は無いのだろうか?