我が家の「ノーベル賞」 | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

12月に入ってから、弟の言動に変化が起きている。

朝から晩まで喋る時間が長くなった。

朝は、朝食の時から1時間以上ブツブツ話す。

耳の遠いお袋も、話を聞き取るのは難しい様だが、何かをしゃべっているのは分かる。

「あんた、そんな声じゃ、私には分からない。もう少し、ちゃんと喋らない、分からんよ」

と言う。

弟が、大きな声で話すと、

「そんな話は、何度も聞いたから、もう良い」

と、突き放した。

弟が、自分の部屋に行ってしまうと、お袋が私に言う。

「最近、様子が少しオカシイかね?」

「最近でなく、40年以上前からじゃないのか。主治医の先生も、病気以上に、兎に角に、臆病だし、気が小さいと言ってたから、『ノーベル賞』級らしいね、今更、驚く話でもないよ」

と言うと。

お袋、曰く、

「ノーベル賞じゃなくて、『のう、へる、しょう』だね」

座布団一枚上!!!