最初に海外赴任したのが1987年から90年までマレーシア。
家族帯同。
3人の息子のうち2人がペナン日本人学校へ。
末っ子は、現地の幼稚園へ。
入園手続きに行き、園長と話をする。
ほとんどが、中国系のマレー人(中国人)の子供たちだが、心配無用とのこと。
拙い私の英語力では、何が心配無用かは理解できなかった。
英国式の園児教育を強調していたから、教育方針だったのだろう。
日本人の園児は同じクラスに集めているが、全て英語の世界。
急にそんな環境で、我が息子君は大丈夫かと親としては不安だった。
近所の女の子(カナちゃん)も同じ幼稚園、毎朝迎えの車で一緒に通っていた。
ある日、「今日幼稚園で英語を習った」と息子が家内に、得意に披露した。
家内は、「英語じゃない」ので心配だと言い出した。
本人に、習った英語を聞いてみると、
「マエニ、ミズ、カナ」
ウン?
「前に水かな」
確かに、英語でないように聞こえる。
本人は、英語だと、何度も繰り返す。
そのうち、…「解った」!
"My name is Kana" だ。
そうか、彼はまだアルファベットは読めない。
耳から聞いた英語は、彼にはこう聞こえたのだ。
そう言えば、カナちゃんのお母さんも言っていた。
この子に何か頼むと返事が「アフターワーズ」だそうだ。
「どういうことですかねぇ?」と聞かれたことがある。
カナちゃんは、多分、 "Afterwards" と言っているのだろう。
「後で」ということですねと言うと、お母さん、"Later" じゃなんですか?
どっちでも、同じ意味だが、多分、幼稚園の先生が "Afterwards"を使っているのだろう。
左様に、現地幼稚園に通う子供に勉強させてもらった。