マレーシアは回教徒の国。
人口の65%超のマレー人が回教教徒。
マレーシアに工場を作ることになり、研修生訓練が日本で行われた。
回教の戒律は厳しく、1日5回のお祈りの時間は必ず取る。
これは仕方がない。
しかし、最も困るのが食事。
それも肉類だ。
豚肉はご法度はよく知られている。
牛肉、鶏肉はOKといっても、それは回教の手はずに従った処置がなされた場合。
従って、通常のレストランでは、まず口に出来ないことになる。
何でも長期の旅行者の場合は、「知らなかった」と言う免罪符もあるとは聞いた。
厳格な回教徒の場合、禁制の食材を調理した器具を使うことも厳禁となる。
研修中に、倒れた研修生がでた。
厳格な回教徒だった。
毎日の食事ができずに、コーラだけで数日過ごしていて倒れたらしい。
急遽、空室になっていた社宅に移り、自炊してもらうことで切り抜けた。