宗教上の問題(マレーシア研修生) | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

マレーシアは回教徒の国。


人口の65%超のマレー人が回教教徒。


マレーシアに工場を作ることになり、研修生訓練が日本で行われた。


回教の戒律は厳しく、1日5回のお祈りの時間は必ず取る。


これは仕方がない。


しかし、最も困るのが食事。


それも肉類だ。


豚肉はご法度はよく知られている。


牛肉、鶏肉はOKといっても、それは回教の手はずに従った処置がなされた場合。


従って、通常のレストランでは、まず口に出来ないことになる。


何でも長期の旅行者の場合は、「知らなかった」と言う免罪符もあるとは聞いた。


厳格な回教徒の場合、禁制の食材を調理した器具を使うことも厳禁となる。


研修中に、倒れた研修生がでた。


厳格な回教徒だった。


毎日の食事ができずに、コーラだけで数日過ごしていて倒れたらしい。


急遽、空室になっていた社宅に移り、自炊してもらうことで切り抜けた。