逆鱗に触れる | 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士

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古民家を壊してしまうこと無く、修繕、再築しながら、未来のこどもたちに残して行ける、持続可能な循環型建築社会の創造を目指しています。

そのような活動を、建築士の立場から紹介していきます。

先日行われたアメリカトランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談が決裂しました。

誰かの何らかの発言が、大統領の逆鱗に触れた可能性があります。

「逆鱗に触れる」とはどういう事か?

逆鱗とは竜の喉元に逆さに生えた鱗のことで、竜はそこに触れた人を必ず殺してしまうという伝説があります。

目上の人を怒らせてしまう事で、自分や同僚、目下の人には使いません。


逆鱗に触れてしまった人は「顔色(がんしょく)を失い」生きた心地がしなくなることでしょう。

「泣く子と地頭(じとう)には勝てぬ」ということわざがあります。赤ちゃんのように道理の通じない人を相手に争っても無駄という意味。

無理に自我を通し争うよりも、相手の心意気を感じて行動する方が良い結果になる事も多いです。「人生意気に感ず」とも言います。

今、誰も望まないロシア、ウクライナ戦争を終わらせようとする流れが起こっていると思います。

この流れに棹をさし、間髪(かんはつ)を入れず終戦の流れに進めて行ってほしいと思います。

今回、間違えやすいことわざの読み方、使い方を使って書いてみました。

実は自分も「流れに棹さす」の使い方を今まで間違って使っていました。実は順調に物事を進めることの例えで「水を差す」のように流れに逆らうとは正反対の意味です。

正しいことわざの使い方、ちょっと勉強してみました。