木造4階建ての耐震補強工事を再築基準で行いました。
建築基準法前の建物なので、今の基準には適合していません。
しかし再築基準で補強工事を行ってあげることで、一定の安全性を確保することは可能です。
制振ダンパー等を使用するのですが、仕上げは次のように普通の壁と同じ様になります。
大きな地震の後の余震でも震度5から6程度の規模が発生します。
制振ダンパーを併用し、繰り返し起こる余震に対応する事は大事です。
施工後の伝統耐震診断で一定の改善がなされたのを確認できました。
木造4階建ての耐震性能向上を確認できたのは初めてです。
大きな経験値となりました。