伝統耐震診断士学科講習。
伝統耐震診断連合会の会長を務めていただいている鶴谷さん。更新講習として参加して下さいました。
私が伝統耐震診断について話ししている動画「クロニカ」を見て、清水さんが受講したいと埼玉から来てくださいました。
井上先生のお話、松山の喧嘩神輿、諏訪の御柱、岸和田のだんじりでは死者が出ることもある。それでも禁止にならない。
何故ならそれは日本の文化だからである。
古民家は建築基準法には適合しない。それでも日本の大切な文化として残すことは出来ないのか?と言います。
古民家を強引に建築基準法に適合させるのは現実的ではない、かと言って基準法を変えるのも難しい。
「構造耐力上危険性が増大しないのであれば基準法に遡及しない」でも良いのではないか。私はそう思います。
伝統耐震診断では、伝統構法古民家の安全性を評価します。そしてその後、適切に維持管理し後世に残していけるように提案いたします。
そんな日本の文化を守っていきたいと思います。
伝統耐震診断学科講習終了後、鶴谷さんと打ち合わせした後、神奈川第一支部の例会にオンライン参加しました。
大変良い情報交換が出来たと思います。