古民家民泊施設「禅楽」 | 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士

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古民家を壊してしまうこと無く、修繕、再築しながら、未来のこどもたちに残して行ける、持続可能な循環型建築社会の創造を目指しています。

そのような活動を、建築士の立場から紹介していきます。

全国古民家再生協会富山第二支部長の笹川さんが運営を目指す、古民家民泊施設「禅楽」。

全国古民家再生協会北信越地区大会参加メンバーで視察しました。


富山県射水市の内川エリアにあります。

海から海に繋がっている運河となっている内川、全長4km弱という大変短い距離ながら、10本以上の橋がかかっています。

運河沿いに古民家が立ち並び、日本のベニスと呼ばれています。


中でも「あずま橋」は屋根がかかっている珍しい橋です。スペインの建築家がデザインしました。


元々廻船問屋をしていた所有者、相続により空き家になり、笹川さんの手に渡ることになりました。


大径材の古材が贅沢に使われています。


我々仲間たちも、感嘆の声をあげていました。


国の補助金を使って再築工事を進めています。詳しくは出来てからのお楽しみですが、楽しい企画が満載です。

また来させてもらおうと思います。