さざえ堂 | 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士

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古民家を壊してしまうこと無く、修繕、再築しながら、未来のこどもたちに残して行ける、持続可能な循環型建築社会の創造を目指しています。

そのような活動を、建築士の立場から紹介していきます。

会津飯盛山にあるさざえ堂、国指定重要文化財です。


六角の3層構造、二重螺旋のスロープで建物内に安置された西国三十三観音像参りができます。

一方通行の構造により沢山の参拝者がすれ違うことなく入口から出口までの3層構造をお参りすることができるとても興味深い構造です。


六本の心柱と六本の隅柱で構成されていて、外部から見ると斜めの窓枠が螺旋状になっていて巻貝を彷彿させます。
これがさざえ堂と呼ばれる所以なのです。

この外観をピサの斜塔に例えた方もいたようです。

じっと見ているとゆらゆらと揺れているようにも見えます。


中は階段でなく、滑り止めの桟が打たれたスロープとなっています。
この建物を木造で建てたというのが素晴らしいです。

歩くとギシギシという不安定感も、築220年という歴史を物語っています。

規矩術を駆使した棟梁の技術に感嘆します。


ブラタモリでも紹介され有名になりました。会津に行かれた際には是非立ち寄ってみて下さい。