相次ぐ災害 “震災の教訓生かされず”5割余 被災者アンケート | 親父と息子の口喧嘩

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こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

NHK NEWS WEB 2019年3月12日 4時15分

 

東日本大震災について、NHKが岩手、宮城、福島の被災者にアンケートを行ったところ、5割余りの人が、去年も相次いだ自然災害で震災の教訓が十分生かされていないと回答しました。避難の遅れや、自分のこととして災害を捉える必要性を指摘する意見もあり、教訓を踏まえて今後の災害に備えることができるかが改めて問われています。

 

NHKは、去年12月からことし1月にかけて、岩手、宮城、福島の被災者や、原発事故の避難者など、合わせて4400人余りにアンケートを行い、全体の36%にあたる1608人から回答を得ました。

 

この中で、去年の西日本豪雨や北海道地震などの相次ぐ自然災害で、震災の教訓が十分生かされていると思うかどうか尋ねたところ、「そう思わない」が13.4%、「あまりそう思わない」が40%と、合わせて53.4%にのぼりました。

 

一方、「そう思う」は8.6%、「どちらかと言えばそう思う」は29.4%で合わせて38%でした。

 

その理由の記述では、避難所の運営や、ボランティアの派遣など災害の発生後の対応については教訓が生かされているという意見があった一方、災害の危険が迫った際の避難の遅れや、自分のこととして災害を捉える必要性を指摘する意見もありました。

 

震災の風化が懸念される中、教訓を踏まえて今後の災害に備えることができるかが、改めて問われています。

 

自由記述の中で、宮城県石巻市の67歳女性は「自分たちが住んでいる場所で過去に災害が起きていないために、ここは大丈夫だろうという過信があり、避難が遅れて犠牲者が出ているのではないでしょうか。震災の時の自分がそうでした」とつづっています。

 

岩手県宮古市の69歳男性は「行政にだけ任せるのではなく、住民自身が責任を持って『わがこと』として防災のための活動を進めていくことが望まれる」と回答しています。