YOMIURI ONLINE 2018年10月18日 10時46分
トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館でサウジ人記者ジャマル・カショギ氏が殺害された疑惑で、サウジとトルコの合同捜査チームは17日、総領事公邸の捜索を始めた。総領事館内の総領事執務室で殺害されたとの報道もあり、真相解明につながる物証が得られるかが焦点だ。
捜査チームは公邸内や車庫、井戸などを捜索した。中東のテレビ局「アル・ジャジーラ」は、トルコ当局筋の話として「総領事館での殺害を裏付けるさらなる証拠があった」と伝えた。
地元紙などによると、トルコ当局が入手したとされる総領事館内の音声記録では、カショギ氏が入館直後に総領事執務室などで殴られ、体を切断されたといい、立ち会った総領事の声も録音されていたという。